大相撲

大関に近づいた琴ノ若

2023年は大関が2人誕生した。五月場所後に霧島、
七月場所後に豊昇龍が大関に昇進した。霧島は2場
所不成績が続いたが、大関3場所目に優勝して面目
を保った。豊昇龍はまだ優勝争いができていない。
大関はなるだけではなく、なった後も実力を問われ
る。

<琴ノ若>                       

次の大関は誰か。豊昇龍とともに大関争いをした力
士が大栄翔と若元春である。大栄翔は年間最多勝次
点だが、決定打にかけた。ただ、関脇に定着し、突
き押しは衰えていない。十一月場所では貴景勝を一
方的に退けた。ただ、年齢は30歳になるのが気がか
りである。

若元春も大関をかけた場所があったが、チャンスを
逃した。1年間小結・関脇を維持したが、きたる一
月場所はその座を明け渡すことが予想される。出直
しとなる。30歳だが相撲は若い。

将来の大関候補からぐっとひきよせたのが琴ノ若で
ある。十一月場所、11勝したのが大きい。これが上
位であげた2度目の2ケタ勝利であった。2ケタ勝
利は連続しなければ大関につながらない。
一月場所は大事になる。

<豊昇龍に3連勝中>

琴ノ若は父が元関脇琴ノ若、祖父が元横綱琴櫻であ
る。小さいときから相撲環境の中で育ち、相撲少年
であった。全日本相撲選手権大会小学生の部門でも
見てきた。ほかの小学生より大きかった。琴ノ若は
現時点で、大関最有力候補であることは間違いない。
父越えなるか。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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