大相撲

■23秋6日目 力・スピード・技、紙一重で豊昇龍が朝乃山を投げる

東京ではゲリラ豪雨が降った。国技館にいるから外
の様子は気がつかない。帰りはポツポツ雨程度だっ
た。地元では雨はなかった。

6日目注目した取組は豊昇龍対朝乃山の一番である。
成績はともに2勝3敗とよくない。ただし弱弱しい
負けはない。

先場所は上手投げで豊昇龍が勝っている。それ以前
に内掛けで勝っている。対戦成績は豊昇龍の2勝で
ある。

<東土俵で投げの打ち合い>

相撲は、豊昇龍が左前みつから右四つ。上手が取れ
ない朝乃山まきかえならず、すくい投げで東土俵へ
もつれる。朝乃山上手取るも豊昇龍がねばり強く下
手投げで投げ勝った。

力・スピード・技がぶつかり合い、紙一重で豊昇龍
が勝った。時間は短かったが、見ごたえ十分であっ
た。

<投げを制した豊昇龍>

1敗貴景勝は全敗玉鷲相手だけに波乱の要素は少な
かった。そしてその通りの結果になった。2敗霧島
は正代と対戦した。実力はすでに逆転している。こ
ちらも波乱の要素はなかった。

三役の2敗組に若元春がいる。2連敗4連勝と調子
を上げてきた。2敗は朝乃山・阿炎によるものであ
る。錦木に勝っている。

<若元春、翔猿に勝って4連勝>

6日目は小結翔猿戦であった。相撲は翔猿が奇策に
でたが、失敗に終わった。若元春は優勝戦線をかき
まわす存在になれるかもしれない。

 

当サイトはブログランキングに参加しています、どうか応援をお願いいたします!

【ブログランキング】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック


【日本ブログ村】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

-大相撲

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.