17場所・10場所連続関脇小結在位の御嶽海は関脇以
下最強の時期があった。大関になって卒業した。大
関の座を明け渡したが、元大関では関脇以下最強と
はいいがたい。御嶽海はむしろ弱くなっている。
そこで関脇以下最強の目安として現役の幕内力士の
関脇・小結在位場所数ランキングを作成してみた。
対象は関脇以下の幕内力士である。九月場所の番付
の地位も加味した。元大関は対象外とした。それが
以下である。
トップは玉鷲である。優勝を2回している。実績は
申し分ない。だが、関脇・小結はここ3年で小結1
回在位しかない。
妙義龍となるともっと過去の人である。最後の小結
は2019年一月場所である。技能賞の常連だったのは
2012年ごろである。
そうなると大栄翔か。七月場所大関に挑戦した実績
を持つ。関脇・小結の実績は申し分ない。3場所連
続関脇在位中である。今年4場所すべて勝ち越して
いる。三月場所は優勝同点であった。
大栄翔は横綱照ノ富士キラーでもある。関脇以下最
強は大栄翔といっていい。これが結論である。