大相撲

■23名9日目 2023年七月場所の行方

2023年7月17日

照ノ富士がくずれ、休場してしまったことで、混迷
の時代に逆戻りした。その中での優勝予想は難しか
ったが、9日目を終えてようやく優勝が見えてきた。
七月場所の行方はどうなるのか。

<豊昇龍、掛け投げで逆転>

1敗の豊昇龍、錦木、北勝富士は今日も勝って1敗
を守った。もっとも、豊昇龍は3勝5敗の平戸海、
錦木は1勝7敗の御嶽海だから勝って当然であった。
わくわく感がまるでない取組だった。特に優勝争い
トップの錦木が1勝しかしていない御嶽海と対戦す
るのは理解に苦しむ。勝ち越した北勝富士は早めに
錦木、豊昇龍と対戦させることである。12日目では
遅すぎる。

豊昇龍は明日10日目琴ノ若戦である。残りは霧島、
大栄翔、若元春、北勝富士あたりが予想される。
大栄翔、若元春とは大関昇進をかけたサバイバル戦
になりそうである。優勝すれば大関は文句なしで実
現する。

錦木は明日10日目明生戦である。三役とは対戦済み
なので今後北勝富士、宇良、玉鷲、場合によっては
遠藤が対戦相手として考えられる。対戦相手は錦木
が有利である。あとは優勝戦線を生き抜く力がどこ
まであるか次第である。

北勝富士は優勝戦線の豊昇龍、錦木、大栄翔、若元
春が予想される。4敗したら上位戦は終了である。
北勝富士に上位を勝ち抜く力があるか。現段階では
少し考えにくい。

<阿炎を退け2敗を守った大栄翔>

2敗組にもチャンスはある。大栄翔、若元春、遠藤
である。これからは大関昇進をかける豊昇龍、大栄
翔、若元春の星の潰し合いが見所である。展開によ
って、大関昇進は持ち越しもあり得る。

優勝は強さをもっとも感じさせる豊昇龍が本命であ
る。ただ、混迷の時代なので絶対ではない。対抗は
錦木と優勝の実績がある大栄翔である。

<若元春、力強い相撲で宇良を圧倒>

暑すぎる七月場所は残り6日間になった。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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