大相撲

大相撲優勝・次点力士 続令和初期編

2023年3月31日

優勝力士は覚えていても次点力士は忘れ去られてい
く。稀勢の里は優勝2回だが、惜しくも優勝を逃し
た次点は10回ある。最多次点は白鵬の19回である。

<白鵬>

ここでいう次点は優勝に次ぐ成績だが、同点の場合
は番付上位の力士とした。成績は次点でも上位との
対戦不十分の場合はカウントせず、さらに次の力士
とした。すでに、2021年に令和3年五月場所まで優
勝・次点力士を紹介した。今回はその続編である。

優勝経験者は幕内で9人、十両で4人と優勝の幅は
ひろがっている。混迷の時代は令和4年に始まった。
混迷の時代で現在8場所連続優勝者の顔ぶれが異な
っている。

内訳は横綱1、大関1、関脇3、平幕上位2、平幕
中位1である。まさに優勝予想ができない混乱であ
る。8場所中6場所が12勝優勝である。

<大栄翔>

次点では大栄翔が新しい力として名をつられてきた。
三月場所、優勝決定戦に出場している。次点の通算
回数は、現役では照ノ富士が7回とトップである。
貴景勝が6回と続いている。優勝待望論の高安が4
回次点となっている。五月場所幕内に復帰する朝乃
山は3回次点がある。

休場が続いている照ノ富士は五月場所出場してこな
いとさすがにまずいだろう。大鵬は休場のあとよく
優勝した。そのため不死鳥と呼ばれた時期があった。
それは30歳前だったからできたのかもしれない。

<照ノ富士>

豊昇龍が土俵にあがったとき、大阪府立体育館では
朝青龍という声援が飛んだ。朝青龍は琴光喜が優勝
したのを見て自分もできると思ったという。豊昇龍
が未だに次点にも名があがらないのは物足りない。

霧馬山は次点、優勝ときた。霧馬山こそ手薄の大関
に加わることが期待される。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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