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■23春2日目 満員御礼の中で意外な強者出現と微妙な勝負展開

2日目に満員御礼の垂れ幕が下がった。全く予期し
ない出来事だった。平日・序盤は鬼門だった。それ
が満員御礼なのだから、コロナの影響が薄れるとと
もに人気が戻ってきたのだろうか。

見た目だが、9割以上の入りだった。今日13日から
マスクは個人判断になった。大相撲でも体温検査は
初日からしていない。それとともに観客が戻ってき
たのだろうか。外国人客は概ねマスクはしていなか
った。

<貴景勝、玉鷲に快勝>

初日に敗れた貴景勝の相撲が気になった。今日は真
っ向からの押しで玉鷲をまったく問題にしなかった。
快心の相撲だった。心配はなさそうだが3日目は正
代戦である。

正代は、まだ2日間とはいえ、粘って簡単には負け
ない。それどころかそこから逆襲して圧倒した相撲
を取っている。初日豊昇龍、2日目霧馬山と関脇を
撃破してきた。まだ2番だが、強い正代が戻ってき
た。貴景勝対正代戦が楽しみな一番になってきた。

<正代強し!霧馬山を押し倒し>

2日目は微妙な勝負が後半に2番あった。まず明生
対琴勝峰戦である。物言いがついて結局明生の勝ち
になった。もう一番は豊昇龍対阿炎戦である。これ
も物言いがついて阿炎の勝ちになった。現代は写真
で何でも見せる時代。この2番の写真が以下である。

<微妙な相撲となった明生対琴勝峰(手前)>
<豊昇龍の手つきが阿炎より早かった>

それにしても若隆景、豊昇龍両関脇が2連敗スター
トである。優勝争いしにくい成績である。大相撲人
気とは裏腹に気になる展開である。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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