すでに発表された番付でコロナ途中休場の番付方針が
明らかになった。
1.不戦敗を除く勝ち越し負け越しでない力士は現状
維持
2.勝ち越し負け越しがはっきりした場合は途中の
成績を生かす
以上を原則にしたことが伺える。
そうすると琴ノ若の7勝3敗4休と玉鷲の5勝7敗
2休は同じ扱いになる。そもそも勝ち越し、負け越し
はぎりぎりの戦いのなかで最終的に決まるものであ
る。コロナ部屋ごと休場幕内力士は御嶽海を含め13人
だが、勝ち越し負け越しが決まった力士は5人に過ぎ
ない。そのうち2人は14日目まで出場している。
2022年七月場所総評で次のように記している。
なかなか万人が納得する案は難しい。これは出場が
中盤までと終盤までとわけて考えるのがいいのでは。
終盤は不戦敗を除く成績を適用し、中盤は参考成績
にして多少の上下にしてはいかがだろうか。
今これに基づいて番付を編成してみることにした。
コロナ部屋ごと休場者は不戦敗を除いた。また、幕内
は横綱・大関との対戦圏内とそうでない幕内との2部
制である。番付は基本関脇以下を編成するものだか
ら、横綱・大関戦の成績は除外した。ただし、勝った
場合は勝ち得として成績に加えた。そうしたことを
加味した番付が以下である。その下は協会番付であ
る。
御嶽海は大関のままだが、仮に8勝で大関を守っても
6勝-2勝4敗(不戦敗除く)-8勝では大関の面目
丸つぶれである。御嶽海の存在価値は著しく低下す
る。そうしたことがないように御嶽海は延期になった
カド番を堂々とのり越えていただきたい。
協会番付と異なるところは関脇を逸ノ城とし、関脇・
小結で5人としたことである。豊昇龍は小結据え置き
とした。コロナ途中休場の琴ノ若はわずかにアップ
した。10勝5敗の翠富士のアップは10枚から7.5枚、
9勝6敗の明生は8枚アップから4.5枚アップに変わっ
た。現状維持の琴勝峰は半枚アップし、同じく一山本
は2枚アップした。
協会番付とコロナ休場基準改定番付。あなたはどちら
を支持しますか。それとも…