大相撲

コロナ休場基準改定番付

2022年8月31日

すでに発表された番付でコロナ途中休場の番付方針が
明らかになった。
1.不戦敗を除く勝ち越し負け越しでない力士は現状
維持
2.勝ち越し負け越しがはっきりした場合は途中の
成績を生かす
以上を原則にしたことが伺える。

そうすると琴ノ若の7勝3敗4休と玉鷲の5勝7敗
2休は同じ扱いになる。そもそも勝ち越し、負け越し
はぎりぎりの戦いのなかで最終的に決まるものであ
る。コロナ部屋ごと休場幕内力士は御嶽海を含め13人
だが、勝ち越し負け越しが決まった力士は5人に過ぎ
ない。そのうち2人は14日目まで出場している。

<九月場所番付>

2022年七月場所総評で次のように記している。
なかなか万人が納得する案は難しい。これは出場が
中盤までと終盤までとわけて考えるのがいいのでは。
終盤は不戦敗を除く成績を適用し、中盤は参考成績
にして多少の上下にしてはいかがだろうか。

今これに基づいて番付を編成してみることにした。
コロナ部屋ごと休場者は不戦敗を除いた。また、幕内
は横綱・大関との対戦圏内とそうでない幕内との2部
制である。番付は基本関脇以下を編成するものだか
ら、横綱・大関戦の成績は除外した。ただし、勝った
場合は勝ち得として成績に加えた。そうしたことを
加味した番付が以下である。その下は協会番付であ
る。

御嶽海は大関のままだが、仮に8勝で大関を守っても
6勝-2勝4敗(不戦敗除く)-8勝では大関の面目
丸つぶれである。御嶽海の存在価値は著しく低下す
る。そうしたことがないように御嶽海は延期になった
カド番を堂々とのり越えていただきたい。

<御嶽海>

協会番付と異なるところは関脇を逸ノ城とし、関脇・
小結で5人としたことである。豊昇龍は小結据え置き
とした。コロナ途中休場の琴ノ若はわずかにアップ
した。10勝5敗の翠富士のアップは10枚から7.5枚、
9勝6敗の明生は8枚アップから4.5枚アップに変わっ
た。現状維持の琴勝峰は半枚アップし、同じく一山本
は2枚アップした。

<逸ノ城>
<琴ノ若>

協会番付とコロナ休場基準改定番付。あなたはどちら
を支持しますか。それとも…

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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