大相撲

大関への期待!若隆景・豊昇龍を比較

大関へ期待がかけられる力士。それが若隆景
と豊昇龍である。若隆景は三月場所の優勝が
大きい。にわかに浮上してきた。豊昇龍は
そうした実績はないが、なんといっても若さ
がある。23歳になったばかりである。幕内
では琴勝峰についで若い。なお、若隆景は
27歳である。12月に28歳になる。そんな両
力士を比較してみた。

<序ノ口豊昇龍>

まず、両力士の出世である。東洋大出身の
若隆景が三段目100枚格付出しで初土俵を
踏んだ。2017年三月場所のことである。遅れ
ること1年の2018年三月場所序ノ口でスター
トを切ったのが豊昇龍である。そのとき若隆
景は幕下筆頭で翌場所は十両に昇進している。
若隆景は三段目・幕下を7場所36勝13敗で
十両昇進を決めた。豊昇龍も負けていない。
幕下以下を10場所49勝21敗で十両入りした。

<新十両若隆景>

豊昇龍が新十両のとき、若隆景はすでに新
入幕であった。しかし、その場所若隆景は
途中休場して、十両に逆戻りした。2020年
一月場所、三月場所で若隆景対豊昇龍戦が
実現した。2番とも若隆景が勝利している。
若隆景、十両9場所71勝64敗及び十両降格
2場所19勝11敗。豊昇龍、十両4場所33勝
27敗。この十両在位場所数が両力士の距離を
縮める結果になった。

<2000年1月若隆景と豊昇龍の初対戦が十両で実現>

若隆景、豊昇龍がともに幕内となったのは
2020年九月場所以降である。番付は1場所を
除いて常に若隆景が上だった。小新結も若隆
景が先行した。豊昇龍は小結2場所だが、
若隆景は関脇2場所を経験している。若隆景
の幕内成績は103勝67敗10休1部屋毎休場で
○26である。豊昇龍の幕内成績は88勝75敗
2休で○11である。幕内での対戦は3勝3敗
である。豊昇龍の一本背負いが決まったこと
があった。

<2021年9月豊昇龍の一本背負いが若隆景に決まる>

若隆景の横綱戦は0勝5敗、大関戦は10勝
14敗である。豊昇龍の横綱戦は0勝4敗、
大関戦は7勝4敗である。問題はどちらが
先に連続2ケタ勝利をあげて大関への弾みを
つけるかにある。御嶽海でさえ関脇以下の
上位で連続2ケタ勝利は2連続までである。
若隆景、豊昇龍勝負の決着は連続2ケタ勝利
がカギとなる。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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