大相撲

2021年十一月場所直前考

九月場所の優勝争いは2敗横綱照ノ富士と
3敗平幕中位以下の妙義龍の争いとなった。
千秋楽妙義龍が負けて照ノ富士の優勝が決定
した。照ノ富士と妙義龍の直接対決はなかっ
た。いわばすれ違いの優勝争いだった。こう
いう優勝争いは正直歓迎しない。やはり実力
者同士が激突しての優勝争いが見たい。それ
ができなかった点が九月場所の物足りなさで
あった。

<照ノ富士5回目の優勝>

十一月場所も照ノ富士中心になりそうである。
その照ノ富士も九月場所は新横綱優勝したが、
万全とはいえなかった。大栄翔、明生には
もろくも負けた。宇良には苦戦して長い相撲
になった。照ノ富士にスキありの場所だった。
十一月場所、照ノ富士は優勝回数を伸ばす
チャンスである。まず、鶴竜の優勝回数6回
に並ぶことである。

照ノ富士がくずれると、それは混乱場所・
乱戦場所の恐れを意味する。そうならない
よう正代・貴景勝は大関の責任を果たして
いただきたい。大関は本来協会の看板であり、
特別待遇を受けている立場である。

<正代>

九月場所のように両者8勝では話にならない。
九月場所、ともに妙義龍戦が組まれたが、
それは止め役を意味していた。それがやす
やすと負けるようでは大関の面目は丸つぶれ
である。いっそうの奮起がうながされる。
今度こそ優勝争いに加わる大関が見たい。

<貴景勝>

今年にはいってから休場者はあとを 絶たない。
新型コロナウイルス感染者による部屋ごとの
休場もあるから厄介である。場所ごとの関取
休場者は以下である。一月場所の勢のように
1日休場も含まれている。また出場停止も
休場扱いとした。

一月場所 18人
三月場所 10人
五月場所 8人
七月場所 7人
九月場所 11人 

<出場停止中の朝乃山>

毎場所休場が絶えない。そのため取組数が
減少する。無事是名馬(ぶじこれめいば)
という言葉がある。休場なしで戦い続ける
ことは名力士ということになる。玉鷲は初
土俵から1度も休場していない。17年2場所
に及ぶ連続出場は1376回となった。青葉城、
富士櫻、貴闘力、高見山に続く記録である。
十一月場所で関取休場が終止符を打てるとは
考えにくい。これも時の流れなのか。

近年とみに減少してきたのが、横綱・大関
リーグ戦である。横綱・大関は協会の看板
である。その看板同士のぶつかりあいが少な
すぎる。場所ごとの横綱・大関リーグ戦は
以下である。

一月場所 1番 正代対朝乃山
三月場所 3番 正代対朝乃山対貴景勝
五月場所 2番 貴景勝対正代、貴景勝対照ノ富士
七月場所 3番 白鵬対照ノ富士対正代
九月場所 2番 照ノ富士対貴景勝、照ノ富士対正代

<七月場所 全勝で激突した白鵬と照ノ富士>

五月場所は正代対照ノ富士、九月場所は正代
対貴景勝が幻になった。このあたりは取組
編成のまずさ、下手さを露呈している。幕内
中位以下から勝ちこんできた力士は早めに
横綱・大関と対戦させることである。十一月
場所も横綱・大関リーグ戦は、最大で3番で
ある。それなら、せめて相撲内容だけでも
熱戦を期待したい。

十一月場所は14日スタートする。

スイカを洗濯してしまいましたが、大丈夫でした。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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