2015年は横綱・大関戦がなかった松鳳山だが、
2016年は2場所フル対戦、1場所部分対戦が
実現した。フル対戦2場所はともに5勝10敗
と大敗した。ただし、松鳳山は横綱日馬富士
から2つめの金星を獲得している。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/11/松2A-1024x434.jpg)
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/11/170110三日目幕内-634-e1636515166471.jpg)
2017年は4場所横綱・大関とフル対戦して
いる。一月場所、松鳳山は日馬富士から3つ
めの金星を奪取している。三月場所は横綱
鶴竜から初めて金星を得ている。この年の
九月場所は白鵬・稀勢の里・鶴竜の3横綱、
高安・照ノ富士の2大関休場、横綱日馬富士、
大関豪栄道のみ出場という寂しい場所だった。
この場所松鳳山は上位で8勝7敗と勝ち越し
ている。
2018年はいくぶん変化があった年になった。
五月場所、横綱鶴竜が14勝1敗で5回目の
優勝を達成した。その1敗は松鳳山による
ものっだった。値千金の1勝によって殊勲賞
を受賞した。また、翌場所は小結に復帰した。
だが、3勝12敗と惨敗した。三賞、小結は
現時点ではこれが最後となった。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/11/180516四日目幕内-846-e1636515189712.jpg)
2019年、横綱・大関フル対戦は1場所となっ
た。大関戦2勝のうちの1勝は不戦勝である。
幕内中位以下の場所が続いた。2020年は、
三月場所が新型コロナウイルスで無観客開催
に、五月場所が中止になった。この年松鳳山
はすべて負け越し、十一月場所は十両に降格
した。2015年九月場所以来であった。
松鳳山は十両に6場所在位した。その成績は
42勝48敗である。負け越しているのである。
十一月場所、幕内に復帰できたのは番付運が
よかったとしかいいようがない。
十両西2 6勝9敗 -1.5
十両東4 5勝10敗 -4.5
十両西8 8勝7敗 +2.5
十両東6 8勝7敗 +4.5
十両西1 5勝10敗 -2.5
十両東4 10勝5敗 +3.5
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/11/210926千秋楽幕内-196剣翔-e1636515241709.jpg)
十一月場所、幕内復帰は37歳で挑むことになる。
幕尻だけに後がない。吉とでるか凶とでるか、
生で観戦させていただく。
留守録画を設定しています。
興味深いテーマをこれからもお届けします。