大横綱白鵬に意外な記録がある。デビュー
場所の序ノ口で3勝4敗と負け越している
のだ。昭和以降の横綱では常ノ花の2勝3敗、
吉葉山の2勝5敗、初代若乃花2勝3敗に
続く序ノ口負け越しである。白鵬はこのあと
幕下以下では1度負け越しただけで、19歳で
入幕している。ちなみに両国国技館開設以降、
十代で入幕した力士は以下である。記載なし
は19歳である。
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大蛇潟(明治)
武蔵山
千代ノ山
若秩父
富樫(のちの柏戸)
豊ノ海
大鵬
栃王山
花田(のちの貴ノ花)18歳
錦洋
北の湖 18歳
琴風
貴花田 17歳
若花田
白鵬
稀勢の里 18歳
若ノ鵬
白鵬の連勝は稀勢の里に63でストップされた
のは、相撲ファンならご存知である。それ
では稀勢の里は63連勝にどれくらい含まれて
いるのか。4勝は稀勢の里分である。63連勝
中4勝含まれている力士は結構多く、ほかに
把瑠都、日馬富士、鶴竜、琴奨菊、栃ノ心が
いる。最高は琴欧洲の5勝である。
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白鵬は2006年五月場所に優勝してから毎年
優勝して16年連続毎年優勝を記録した。大鵬
は12年連続毎年優勝だった。北の湖は9年
連続、千代の富士は10年連続だった。比較
すると白鵬の凄さがわかる。2021年七月場所
の最後の優勝はこうした記録的意味があった
のだ。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/10/210718千秋楽表彰-114-e1635574261943.jpg)
白鵬と50番以上戦った力士が4人いる。50
場所以上はとほうもない数字である。最短
でも8年と2場所かかる。番付が近くお互い
休場が少なくないと実現できない。実際最初
の一番から最後の一番までかかった場所数を
記しておく。
琴奨菊 56勝7敗(不戦敗1含む)要79場所
稀勢の里 44勝16敗 要74場所
日馬富士37勝22敗(優勝決定戦含む)要68場所
鶴竜 44勝8敗(優勝決定戦含む)要75場所
約11年から約13年かかっている。
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また36歳優勝は年6場所制では横綱最年長
記録である。あなたも記録を掘り起こして
みると新たな発見があるかもしれません。
地元の電化製品店にいってきました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。