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2020年大相撲10大ニュース2位・1位

■2位 序二段からの復活!照ノ富士が2回目の優勝

七月場所は千秋楽を迎え優勝争いは4人に
しぼられた。

2敗照ノ富士対3敗御嶽海
3敗同士朝乃山対正代

照ノ富士が御嶽海に敗れた場合は巴戦に突入
する。その場合、照ノ富士はひざがもたない
のでは。それなら最初の一番に掛けてくる。
取組は優勝に直結する二番に向けて着々と
進行していく。大栄翔対妙義龍戦後ついに
照ノ富と対御嶽海が土俵に上がった。単独
優勝か、優勝決定巴戦か。激突の瞬間が来た。
照ノ富士は踏み込んで左上手、右も挟み込む
ようにして上手まわしを取って、そのまま
出て寄り切り。この瞬間、照ノ富士の約5年
ぶり2回目の優勝が決定した。

<御嶽海を寄り切る>

大関から序二段まで落ちながらの復活劇だっ
た。不撓不屈、それを一言でいうのは簡単
だけど、誰にでもやれることではなかった。
これまで元大関は十両では取れないがまかり
通っていただけに、なおさらである。幕内
復帰の場所の優勝、大相撲はドラマだ、土俵
は人生の縮図を改めて感じさせてくれた。
感動と賞賛に値する以上の優勝となった。

<照ノ富士2回目の優勝>

HR氏が2位に、M氏が3位に、KW氏が
5位に、S氏が8位に、T氏が9位に、A氏
が千代の国・宇良とセットで幕下以下の復活
として6位にあげている。

■1位 コロナ非常事態宣言で五月場所中止

新型コロナウイルスの猛威は収束する気配が
なく、非常事態宣言が5月31日まで延期され
ることになった。プロ野球、Jリーグは開幕
できる状態ではない。インターハイは中止に
なった。こうしたなか、5月4日、五月場所
の中止が日本相撲協会から正式に発表された。
新たなお知らせとして七月場所は東京開催に
踏み切った理由は、大集団の移動、移住に
よる地元への配慮からである。さらに、九月
場所後の秋巡業の中止を決定したことである。

<日刊スポーツの記事>

三月場所は無観客開催でのり切った。だが、
状況は3月より、はるかに深刻である。人
との接触8割減目標、お店への自粛・休業
要請。人々にはスティホーム要請など国民
生活に深刻な打撃を与えている。相撲部屋は
共同生活だけにリスクは大きく、現に感染者
を複数出していた。

また、出稽古禁止、申し合い、ぶつかり稽古
の自粛では、ケガの心配、不十分な相撲に
つながりかねなかった。症状が出なくても
陽性があり得るのでは、本場所感染の危険性
は否定できなかった。五月場所の初日を2週
間延期したが、どうにもならなかった。

<スポーツニッポンの記事>

S氏・T氏・M氏が1位に、KW氏が三月
場所の無観客・五月場所の中止・地方場所の
中止をひとくくりにしての1位に、A氏が
無観客、中止、名古屋・九州なし、観客制限
をひとくくりにしての1位にあげている。

北海道から珍味が届きました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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