五月場所、御嶽海は9勝6敗と勝ち越し、
七月場所は関脇に復帰した。これで御嶽海は
関脇小結連続15場所在位することが決定した。
これは若の里の19場所連続関脇小結在位場所
数についで単独第2位となった。これまでは
魁皇、琴光喜、豪栄道の14場所連続関脇小結
在位と並んで2位タイであった。御嶽海は
まさに関脇以下で最強といっていい。
御嶽海の記録は2017年三月場所から始まった。
そこから2年半、関脇小結を連続維持して
いるのである。内訳は関脇9場所、小結6場
所である。15場所目は七月場所になるので
これまでの14場所の成績は120勝87敗3休、
勝率0.580である。この間優勝1回、殊勲賞
4回、技能賞1回である。
琴光喜、豪栄道の14場所連続関脇小結在位
場所数の記録は大関昇進とともに消滅した。
魁皇も後に大関に昇進した。これが御嶽海に
ない点である。チャンスは昨年の七月場所
優勝直後にあった。九月場所は地元長野の
メディアも取材にきており、ムードは盛り
上がっていた。結果は9勝6敗でつながら
なかった。それどころか優勝以降2ケタ勝ち
星がない。
これでは大関になれない。この1年間、横綱
戦4勝5敗、大関戦7勝9敗と互角に近い
対戦成績を残している。関脇以下の成績は
どうなのだろうか。よくないのは十一月場所
から三月場所までである。九月場所、五月
場所はいいのだが、それでも2ケタ勝利に
届かないのだから横綱・大関戦の成績との
バランスである。つまり、場所を通して安定
した力量までいっていないのである。
七月場所 12勝1敗
九月場所 7勝2敗
十一月場所5勝7敗
一月場所 4勝3敗
三月場所 6勝4敗
五月場所 8勝3敗
御嶽海は26歳である。今年12月に27歳になる。
大関の挑戦及び大関としての活躍時期から
いうと、勝負の年である。まず、2ケタ勝利。
そこからどれくらい白星をつみあげるか。
御嶽海が目指すものは大関しかない。
電車の遅れは本当に迷惑です。
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