MENU

平成30年九月場所総評

★九月場所の相撲人気について
九月場所のチケットは発売当日70分で15日間
完売した。しかし、ネットには相変わらず、
高額のチケットが出回っており、ダフ行為
目的の購入者がチケット完売に影響している
のはゆゆしき事態である。相撲協会は対策に
のり出す時期にきている。例えばイス席Cを
当日売りにするなど工夫はいくらでもある
はずである。
九月星取りA
★先場所は関取が8人休場したが、今場所も
5人休場した。
豊山、旭大星、青狼、天空海、千秋楽に休場
した水戸龍を含め5人となった。しかし、
横綱・大関は久々にフル出場だったし、休場
者のなかにも途中出場したりで数字ほどに
感じていないかもしれない。しかし、どこか
で休場者数に歯止めをかけないとこの傾向は
続く。
★15日間戦った稀勢の里について
10勝をあげ、久々に15日間出場できたことは
大きかった。その反面、課題はできた。突き
押しの相撲にまったく対応ができない。左
半身が多く受身の相撲になりがちである。
稀勢の里は相撲の改造をはかり、優勝を争う
レベルにまで戻って初めて横綱復活になる。
180908初日前日 428
<鶴竜と稀勢の里(右)>

★優勝争いについて
白鵬と鶴竜のマッチレースになるかと思い
きや、鶴竜が連敗で脱落。白鵬の事実上の
独走になってしまった。豪栄道にしても、
高安にしてもついていくのが精一杯で白鵬の
牙城を崩せなかった。優勝争いは物足りなか
った。
180923千秋楽表彰 1151
<15戦全勝優勝した白鵬 旗手炎鵬>

★大関昇進を逃した御嶽海について
星の内訳は以下である。
横綱0勝3敗
大関2勝1敗
関脇以下7勝2敗
大関戦は勝ち越したが、横綱に1勝もでき
なかったマイナスは大きい。先場所の優勝は
いかにも間隙をついた優勝の印象を強めて
しまった。関脇以下の2敗は勢と魁聖である。
取りこぼしは大関取りの展開を苦しくした。
今回の経験を生かし次につなげていただき
たい。
180928赤ちゃん抱っこ 118
<9勝に終わった御嶽海>

★上位勝ち越し力士について
御嶽海、逸ノ城、貴景勝、魁聖と上位勝ち
越しは4人出た。横綱・大関戦は御嶽海の
2勝4敗以外は1勝5敗ながら勝ち越した。
関脇以下には強かったことになる。逸ノ城は
今年に入って5場所勝ち越し中であるが、
三賞には無縁である。どうも相撲にムラが
ある。貴景勝、魁聖は連続上位勝ち越しで
あり、力をつけてきている。
★三賞該当者なしについて
三賞が制定されたのは昭和22年秋場所。あれ
から71年、殊勲・敢闘・技能すべてに該当者
なしの場所が来るなんて、想像を絶するでき
ごととしかいいようがない。本当にこれで
よかったのか。すっきりしない感じが残る。
180910二日目幕下以下 030
<宇良>

★その他気がついた点
幕下西筆頭の豊ノ島が6勝1敗で十両復帰が
濃厚となった。また6場所連続休場で三段目
下位まで番付を落としていた宇良が6勝1敗
の好成績をあげた。幕下に上がった大鵬孫
納谷と朝青龍おい豊昇龍は、3勝3敗で対戦
して豊昇龍が勝って明暗を分けた。
★最後に場所の採点を
70点。

キングオブコントの録画を見ています。

興味深いテーマをこれからもお届けします。
マーク2カ所をクリックして支援して
ください。

よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村 

相撲 ブログランキングへ 

↑↑↑↑↑↑↑↑  

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次