大相撲

■秋6日目 稀勢の里の真価が問われるのはこれからだ

2018年9月14日

場所前稀勢の里対千代大龍戦についてこう
記した。パワー相撲の千代大龍が立ち合い
から一気に出ると一つ間違うと危ない。稀勢
の里は千代大龍に立ち合い負けしないことで
ある。実際の稀勢の里対千代大龍戦は次の
ように展開した。

立ち合い、稀勢の里は左足から、千代大龍は
右足から踏み出し当たりあった。この当たり
合いはやや千代大龍がまさった。そのあと
速射砲のような千代大龍の突っ張り。組ん
では勝負にならないと判断したとみた。そし
て素早く右へ動き、横から攻めて勝負は決ま
った。

5日間の稀勢の里の相撲を分析すると、稀勢
の里に対する勝利の方程式は次のようになる。
1.四つに組まない
2.正面から突き押し合わない
3、動きで揺さぶりをかける
千代大龍はまさにそういう相撲を取った。

昭和48年七月場所、輪島は三賞を初めて独占
した好調大受に対し、左前褌を取って押しを
封じた。この場合鋭い踏み込みが必要条件に
なる。稀勢の里に前褌を取る相撲があれば、
突き押し相撲を封じることができるのだが。

稀勢の里は1敗したことでにわかに先行きが
怪しくなってきた。後半は関脇・大関・横綱
戦が控えている。しかし、稀勢の里は星勘定
をすることなく、1日1番に集中することで
ある。1敗したことで稀勢の里の真価が本当
に試されるのは、これからになる。

今日の相撲中継は18時6分まで放送。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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