大相撲

■秋5日目 注目の三番を斬る

2018年9月13日

●8場所連続休場あけ稀勢の里対曲者正代
正代戦の注意点はもろ差しを許さないことで
ある。大鵬は両腕を交差してもろ差になった
が、稀勢の里の左と正代の右の差し手争いで
ある。稀勢の里はこの争いを制して右上手を
がっちり引いて寄り立てる。豊山戦もそう
だったが、左四つになっても寄り切れない。
正代に残される。正代が右差しで一瞬もろ
差しになったとき上手投げで一蹴した。

稀勢の里は追い込まれるところはなかった。
序盤戦5勝は予想以上の成果である。これは
気をよくする材料である。大鵬は徐々に調子
をあげていき、最高潮で大関・横綱戦を迎え
た。稀勢の里もだんだんと上向きにもって
いき、大関・横綱戦で自分の相撲を取って
いくことが求められる。

●大関チャレンジ御嶽海対カド番栃ノ心
栃ノ心と御嶽海は差がついた。とこれまで
書いてきた。それはけして間違いではなかっ
たが、七月場所の御嶽海の優勝、栃ノ心の
休場を境にしてまったく立場が変わってしま
った。御嶽海は当たって、栃ノ心の左まわし
を許さない戦法にでた。左もはいってもろ
差し、勝負あった。新しき英雄の明と出た
一番であった。

●6場所制の記録王白鵬対要注意力士貴景勝
白鵬、張って押し込んで出る。東土俵に詰ま
った貴景勝が左へかわすと、白鵬は勢い余っ
てバランスをくずすがなんとか残す。貴景勝
の危険性は思いがけない動きにある。ここぞ
とばかりに貴景勝が攻める。白鵬のピンチは
続く。だが、貴景勝の体勢が低すぎ、白鵬に
はたき込まれた。白鵬は2度ひやりとさせ
られたが、動きはいい。

18勝6敗6休という先場所の反動か、横綱・
大関陣は序盤27勝3敗と好調な出だしとなっ
た。

涼しくなってよく眠れます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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