大相撲

■秋4日目 会心の相撲が遠い稀勢の里

2018年9月12日

稀勢の里の対戦相手は11勝と負けなしの魁聖
である。ただし、対戦成績は、今の稀勢の里
にとって遠い過去の数字にすぎない。魁聖は
幕内ナンバー2の体重の持ち主で巨体である。
得意は右四つである。だが、それでも稀勢の
里は左四つにはなれそうな対戦相手である。

立ち合い当たりあって左四つ。互いに上手が
取れない。巨体魁聖だけに、稀勢の里の右
上手はいかにも遠く感じる。上手のさぐり
合いが続く。北の湖なら素早いまきかえが
あるが、稀勢の里がそれをやったらかなり
危うい。

先に上手を取ったのは魁聖であった。ここで
すぐ引きつけて寄っていたら稀勢の里はかな
りやばかった。稀勢の里は魁聖の上手を切り、
逆に一枚上手を取り寄り切った。

初日の勢は会心の相撲だった。だが、なか
なかそうはいかない相撲が続く。白星を積み
重ねての4連勝が、精神的に追い込まれえ
ない状況を形成しているのがせめてもの救い
である。そうはいっても一方的な相撲が取れ
ないと疲れが残る恐れがでてくる。疲れと
いうのは神経的な面も含まれる。これは寝て
とれるモノではない。

横綱吉葉山は晩年語ることがなかったという。
場所の話題を集める稀勢の里のはどうなるか。
明日は正代との対戦を迎える。

疲れが出た1日でした。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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