稀勢の里の対戦相手は11勝と負けなしの魁聖
である。ただし、対戦成績は、今の稀勢の里
にとって遠い過去の数字にすぎない。魁聖は
幕内ナンバー2の体重の持ち主で巨体である。
得意は右四つである。だが、それでも稀勢の
里は左四つにはなれそうな対戦相手である。
立ち合い当たりあって左四つ。互いに上手が
取れない。巨体魁聖だけに、稀勢の里の右
上手はいかにも遠く感じる。上手のさぐり
合いが続く。北の湖なら素早いまきかえが
あるが、稀勢の里がそれをやったらかなり
危うい。
先に上手を取ったのは魁聖であった。ここで
すぐ引きつけて寄っていたら稀勢の里はかな
りやばかった。稀勢の里は魁聖の上手を切り、
逆に一枚上手を取り寄り切った。
初日の勢は会心の相撲だった。だが、なか
なかそうはいかない相撲が続く。白星を積み
重ねての4連勝が、精神的に追い込まれえ
ない状況を形成しているのがせめてもの救い
である。そうはいっても一方的な相撲が取れ
ないと疲れが残る恐れがでてくる。疲れと
いうのは神経的な面も含まれる。これは寝て
とれるモノではない。
横綱吉葉山は晩年語ることがなかったという。
場所の話題を集める稀勢の里のはどうなるか。
明日は正代との対戦を迎える。
疲れが出た1日でした。
興味深いテーマをこれからもお届けします。
マーク2カ所をクリックして支援して
ください。
ください。
よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑