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大相撲チケット販売改善策

今相撲ファンを悩ますのは、大相撲チケット
を儲けの手段とするネットダフ屋及びにわか
ネットダフ屋の存在である。土日、とりわけ
14日目、千秋楽は倍以上の値段がついている
ケースが目立つ。
大阪場所
最大手のチケットネットサイトは完全に閉鎖
された。他のチケットサイトは影響力におい
てかつての最大手ほどではないが、ネット
オークションよりは大きい。格安チケット店
はどうか。入手しだいだし、あっても値段は
格高である。
他の分野のコンサートなどでは購入チケット
に名前がはいり、入場のさい本人確認を提示
する仕組みがある。しかし、大相撲は興行
日数が年間90日ある。これを施行するのは
容易ではない。また、マス席は4人、場合に
よっては6人もある。購入者は当然一人で
後から一緒に行く人を決める場合も出てくる。
そういうわけでこの方法はなじまないし、
現実的でない。(マスの切り売りをすれば別
だが)
tiketto1
●現状
現在、チケットの発売日は初日の6週間前の
週の土曜日が原則である(大阪は5週前の
日曜、名古屋は五月場所中の12日目)。全席
一斉である。ネット販売期間は十分にある。
まず、ここにメスをいれてはどうだろうか。
●三段階に分けて販売
マス席A、B、C及びイス席A、B(大阪は
C、名古屋はBの半数、福岡はCの半数)を
初日の5週間前の土曜に全体の3分の1を
販売する。3週間前の土曜に3分の1を販売
する。残り3分の1を初日の8日前に販売
するのである。これならネットに高値で出し
ても効力は薄くなる。溜席も8日前にチケッ
トが入手できるカタチにする。
tiketto2
●当日売り 
自由席とイス席C(大阪はイス席D、名古屋
は、ないのでイス席Bの半数、福岡はイス
席Cの半数)は当日に販売する。当日購入
できる量を増やすのである。福岡のイス席C
は以前、自由席だった歴史がある。
最初から売り切れだとわかると値をつりあげ
る原因になる。そうした行為を防ぐのが、
三段階に分けての販売である。また、当日
売りを増やせば高額なネットチケットにいく
必要は少なくなる。
大相撲は食い物にされてはいけない。知恵と
工夫でさらにいい方向へ向かっていただき
たい。

今月早くもゆうちょ銀行の振込を
3回使用しました。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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