大相撲

■夏9日目 いつの場所も看板に偽りあり

2018年5月21日

優勝候補の対戦相手は下記である。
栃ノ心対大栄翔
白鵬対琴奨菊
鶴竜対正代
相撲は一方的でいずれも優勝候補を脅かす
まではいかなかった。

ここへきて9日目から負けが込んだ豪栄道と
十両蒼国来が休場した。1日に不戦勝を2番
も見せられる観客はたまったものではない。
休場中の遠藤はあすから出場する。短期間
でも休場した関取を含め、休場はついに6人
になった。
横綱 稀勢の里 全休
大関 高安 全休
大関 豪栄道 途中休場
小結 遠藤 途中休場から再出場
十両 蒼国来、照ノ富士

優勝候補栃ノ心の千秋楽の対戦相手は豪栄道
の予定だった。栃ノ心は三役以上で対戦を
残しているのは、鶴竜、白鵬のみである。
豪栄道戦がなくなったのだから、栃ノ心の
千秋楽の対戦相手は平幕になってしまう。
正代あたりか。誰になってももうひとつ力が
はいりにくい。

今場所に限ったことではない。ここのところ
毎場所多くの関取休場者を出している。その
なかには横綱が必ず含まれている。そして
いつになっても休場者数は減少する気配が
ない。

●平成30年
▼三月場所
白鵬、稀勢の里含め8人
▼一月場所
白鵬、稀勢の里含め10人
●平成29年
▼十一月場所
日馬富士、稀勢の里、鶴竜含め10人
▼九月場所
白鵬、稀勢の里、鶴竜、高安含め9人
▼七月場所
稀勢の里、鶴竜含め4人

これでは毎場所看板に偽りありである。東京
場所では後半より前半のチケットの売れ行き
が早いのは休場が原因かもしれない。休場
関取の多くはケガによるものである。現代の
重量級相撲では、ケガのリスクは増える一方
である。

北の富士、玉の海は130キロ台だった。150キ
ロあれば巨漢であった。決まり手では重量級
相撲がうっちゃり、吊り出しを極端に減らし
た。重量級相撲が続く限り、休場者数が減る
ことはないのかもしれない。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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