大相撲

旭大星の出世街道

2018年5月1日

北海道出身の幕内力士が久々に誕生した。
かつて北海道といえば青森をしのぐ相撲王国
だった。なにしろ横綱を戦後だけで8人誕生
している。その中には大横綱大鵬、北の湖、
千代の富士が含まれている。近年、北海道
出身の幕内力士はいなく、旭大星は貴重な
存在である。
旭大星A
大島(元旭国)部屋への入門は高校を卒業
する前であった。前相撲は平成20年一月場所
であった。相撲の経験はなかった。出世は
一進一退であった。序ノ口から新十両になる
まで37場所かかった。6年以上である。勝ち
越し24場所、負け越し13場所であった。成績
は148勝111敗と○37である。珍しいことに
優勝は1度もない。歩みは竜電ににている。
140310二日目幕下 52旭大星錦木
<H26年3月 幕下時代の旭大星(左)相手は錦木>

旭大星は、十両に昇進しても十両と幕下を
行ったり来たりするエレベーター力士であっ
た。最初の新十両のときは2場所しかもた
なかった。幕下落ちで5場所過ごしている。
再十両も26勝34敗と負け越している。言葉を
かえるとまだ十両に定着できる力はなかった
といえる。
140713初日幕下 517新十両
<H26年7月 新十両>

十両に定着したのは、再々十両のときである。
それでも十両を突破するのに11場所かかって
いる。この間の成績は10勝5敗が1度ある
だけで、あとは6勝から9勝の成績である。
地道にこつこつ積み上げるタイプなのである。
180323十三日目十両 472旭大星琴恵光
<H30年3月 琴恵光を倒し勝ち越した旭大星>

旭大星は現在28歳である。前褌を取っての出し
投げを武器に幕内という最上クラスで新たな
戦いが始まらんとしている。

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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