大相撲

■春 初日 勝負どころ5番+1

2018年3月11日

大相撲が始まった。だが2横綱と若手精鋭の
阿武咲が休場しているせいか、上位が手薄で
何か取組が寂しく感じる。

そんななか、貴ノ岩が十両で復帰した。十両
の取組が始まって3番目に登場。ひときわ
多い拍手で迎えられた。相手は追手風部屋で
英乃海の弟翔猿である。相撲が取れるのか、
という不安のなか、貴ノ岩は翔猿を突き合い
のなかから泳がせ、一気に寄り切って勝利し
た。伝わってきたのは貴ノ岩の必死さであっ
た。

栃ノ心は先場所きわどい相撲でかろうじて
勝った宝富士戦である。右四つ力強い相撲で
危なげなく寄り切った。場所前のケガは微塵
も感じさせなかった堂々たる勝利だった。

豪栄道が実力者玉鷲に力負けした。高安は
遠藤相手に闘牛のごとく変わされると、残れ
ず勢い余って土俵下に転落した。今場所は
2横綱が休場で、優勝のチャンスなのだが、
出だしに躓くようでは、期待しにくい。

2横綱休場のあおりで、無理に出場した感が
ある鶴竜。最後まで務まるか心配ななか、
結びの一番は千代大龍戦。鶴竜は素早く前褌
を取って千代大龍の出足を止め、勝負あった。
日刊11A
<日刊スポーツの記事>

今回はもう一つ番外の勝負がある。八角(元
北勝海)対貴乃花戦である。貴乃花親方が
内閣府へ告発状を出した。その趣旨は暴行
事件の協会の調査は第三者によるものでは
なく、公正中立な内容とは評価できない。
さらに被害者貴ノ岩の主張が反映されていな
い。理事解雇の理由は解任事由に相当する
とはいえない。というものである。これに
対し八角理事長は「公正明大にやっています」
「内閣府がいつ聞きにきても問題ない」と
真っ向から受けて立つ姿勢である。この土俵
外の勝負は長引きそうである。
新しいカメラにだいぶ慣れました。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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