大相撲

三月場所、3横綱の行方

2018年3月2日

昨年の九月場所、白鵬、稀勢の里、鶴竜の
3横綱が初日から休場したのは記憶に新しい。
ところが下手をすると来る三月場所で歴史が
繰り返される恐れがあるかもしれない。再び
看板のいない場所になるのか。
180124十一日目幕内 1201
<一月場所玉鷲に敗れた鶴竜>

横綱は出場する以上優勝を争う存在でなけれ
ばならない。負けがこむと休場ではみっとも
ない。そういう意味で一月場所の白鵬、稀勢
の里は悲惨な休場であった。唯一皆勤した
鶴竜は優勝争いのトップを走りながら、失速
して11勝4敗の成績に終わった。

鶴竜失速の原因は、左足首にあった。患部に
痛みを感じていたという。場所後の2月1日、
左足首から甲の遊離軟骨を手術で除去したの
である。そのため、場所後のトーナメントは
休場した。足首だけに体重の負荷は避けられ
ない。三月場所で不成績だと再び追い詰め
られることになる。
180117四日目幕内 1064
<一月場所 嘉風戦で両手をついた白鵬>

一月場所は、張り差しとかちあげを封印され、
悪戦苦闘したのが白鵬だった。番付発表の
記者会見では必ずしも使わないような話し
ぶりではなかった。かち上げは肘をつかわ
ない通常かちあげなら、相手の上体をおこす
技で問題はない。張り差しは脇があく欠点が
ある。白鵬が出場するならどんな立ち合いを
見せるか。あるいは見られないかもしれない。
180118五日目幕内別角度 1442
<一月場所 嘉風に完敗した稀勢の里>

稀勢の里は三月場所に向けての稽古ではなさ
そうである。進退がかかるだけに中途半端な
状態では出場できないし、しないほうがいい。
稀勢の里に途中休場が多いのは、横綱の責任
感という一面があるが、でたとこ勝負は通用
しないということを知るべきであるとの見方
がある。今度出場するときは好成績を残さ
なくてはならない。時間をかけて稽古に専念
したほうがいい。

三月場所、各横綱はどういう決断をするか。
取組編成会議まで1週間となった。

歌手MYのCDセットを福岡に送りました。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

マーク2カ所をクリックして支援してください。

よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村 

相撲 ブログランキングへ 

↑↑↑↑↑↑↑↑ 

 

当サイトはブログランキングに参加しています、どうか応援をお願いいたします!

【ブログランキング】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック


【日本ブログ村】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

-大相撲
-

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.