大相撲

平成29年力士数の変遷

2018年2月6日

満員御礼が続く相撲協会にも泣き所がある。
それは入門者数である。少子化、あるいは
野球やサッカーなどの他のプロスポーツへの
流出など、新弟子をとりまく環境は必ずしも
いいとはいえない。

去年1年間の力士数をみていこう。ここで
いう力士数は番付に載った数である。付出し
や番付外はカウントしていない。
一月場所 629人
三月場所 621人
五月場所 671人
七月場所 663人
九月場所 660人
十一月場所648人

三月場所は就職場所といわれるほどだから
五月場所に番付に載る力士数はぐんと増える。
場所を重ねることに徐々に減って三月場所が
底になる。平成30年一月場所は650人である。
この650人は適切な人数なのか。

180121八日目幕下以下 199
<大鵬の孫(前方右)納谷が入門>

相撲部屋が、活気があるためには20人くらい
の弟子がほしいところである。今20人以上
弟子がいる部屋は6、7部屋しかない。なか
には1ケタの弟子数の部屋が10部屋くらい
ある。貴乃花部屋はその1つである。そう
みると弟子は多いとはいえないかもしれない。
しかも幕下以下の力士には30代以上の力士が
けっこういる。

その反面関取は70人である。今年の一月場所
でいうと約10.8%にすぎない。力士側から
みると関取の座は、ほとんど手が届かない
ことを表している。

きたる三月場所は、多くの新弟子が入って
くる。幕下以下の力士を応援し、成長して
いく過程をおいかけるのも相撲の楽しみ方の
一つである。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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