大相撲

平成29年年間最多勝レース

2017年8月4日

今年もすでに4場所が終了した。通常ならば
年間最多勝レースを伝えることはないのだ
けれども、今年は抜群の成績者がいないこと
と、横綱・大関に途中休場が多いことが意外
な結果を生んでいるため、お伝えしたい。
まず、4場所幕内にいた力士の一覧表をご覧
いただきたい。
年間最多勝A
いつも通り、横綱・大関との対戦率によって
クラス分した。その結果横綱・大関はAクラ
スには一人もいない結果となった。これは、
あいついで横綱・大関が途中休場するため、
対戦にアンバランスを生んでいる結果である。
170723千秋楽パレード 048
<連続優勝で年間最多勝に迫る白鵬>

五月場所までAクラスだった高安がBクラス
になってしまっている。そして白鵬がCクラ
スなのである。横綱戦が今年に入ってたった
2戦しかない。これは自身の休場と他の横綱
の休場によるものである。日馬富士4戦、
稀勢の里は3戦である。御嶽海は横綱戦14戦
で最多対戦である。ずいぶん開いてしまって
いる。

現在Cクラスが17人と多いが、今後Dクラス
に転じる力士がある程度出てきそうである。
なお、宇良は入幕3場所だが、勝ち越して
いる点と横綱・大関戦があるため、この表に
加えた。
170721十三日目幕内 636
<現時点で年間最多勝の高安>

年間最多勝はBクラスの高安が43勝でトップ
である。だが、Cクラスの白鵬が42勝で追走
している。40勝以上はこの2力士のみである。
今後白鵬の休場がなければ、年間最多勝は
高安と白鵬の争いになる。復活した白鵬が
優勝していくと、高安は逆転される恐れが
ある。高安が逃げ切るためには優勝と次点の
成績が必要になる。

残り2場所、年間最多勝はどう展開していく
のか。本場所の枠だけでなく、もう一つの
視点で観戦すれば倍楽しめる。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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