石浦の経歴|鳥取城北・日大から宮城野部屋へ、十両まで12場所・現在は間垣親方

石浦は鳥取県鳥取市出身の元幕内力士で、引退後は年寄・間垣を名乗っている。鳥取城北高校と日大の相撲部を経て宮城野(元竹葉山)部屋に入り、十両までは12場所、2年のスピード出世だった。十両で10場所かかったあと新入幕を果たし、最高位は前頭五枚目。

※相撲記者・田口 通廣が新入幕の2016年11月に書いた記事をもとに、引退と今の年寄名、通算成績を日本相撲協会の年寄プロフィール(2026年9月27日確認)で補った。

石浦1A
目次

石浦のプロフィール|鳥取城北・日大の学生相撲出身

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2016年十一月場所に新入幕を果たした一人が石浦である。鳥取県鳥取市出身、宮城野(元竹葉山)部屋で、記事の時点で170センチ、110キロだった。

幼少期から相撲を取る相撲少年で、名門の鳥取城北高校相撲部、日大相撲部を経た学生相撲出身の関取である。といっても、卒業後にブランクがあってのプロ入門だった。

テレビでも放送されたが、父は鳥取城北高校相撲部の監督である。

項目内容
本名石浦 将勝
出身地鳥取県鳥取市
高校・大学鳥取城北高校・日大
現役時代の所属部屋宮城野
初土俵平成二十五年一月場所
新十両平成二十七年三月場所
新入幕平成二十八年十一月場所
最高位前頭五枚目
引退場所令和五年七月場所
年寄名・所属部屋間垣・伊勢ヶ濱
石浦のプロフィール。高校・大学は田口の記事、ほかは日本相撲協会の年寄プロフィール(2026年9月27日確認)

十両まで12場所のスピード出世

十両までは12場所、2年で上がっている。田口はこれをスピード出世と見ている。普通は5年から6年かかるからだ。

力士十両までの場所数
石浦12場所
白鵬16場所
日馬富士18場所
鶴竜24場所
隠岐の海24場所
勢38場所
十両に上がるまでの場所数(田口 通廣の集計・2016年11月)

小兵であるため技の相撲で、立ち合いから足取りにいったこともある。

131124千秋楽十両幕下以下 484
131124千秋楽十両幕下以下 492
<上下平成25年十一月場所 達(後の輝)の攻めをしのいで勝利した幕下時代の石浦>
150112二日目幕下以下 593
<平成27年一月場所2日目 錦木と物言いのつく一番で勝利した幕下時代の石浦(向こう側)>

十両では10場所|2ケタ勝利なし、大負けもなし

しかし、石浦は十両に上がってから苦労が続き、入幕まで10場所かかった。隠岐の海は一度幕下に陥落した場所を含めて6場所、勢は2場所で入幕している。

石浦の十両時代に2ケタ勝利はない。そのかわり大負けもなく、成績は6勝から9勝で、負け越しは3回だった。

石浦2A
150312五日目十両 151
<平成27年三月場所5日目 土佐豊に下手投げをきめた新十両石浦>
160914四日目十両 423
<平成28年九月場所4日目 北はり磨から豪快に勝利 した石浦>

神様・幡瀬川に小兵のヒント

173センチ、86キロと石浦よりはるかに小さいながら、名人を超えて神様と呼ばれた力士がいた。昭和初期から戦前に活躍した幡瀬川である。

武蔵山、男女ノ川をはじめ、大男が宙を舞う小股すくいはさえ渡った。何が神様なのかといえば、相手が小股すくいで負けたことがわからないほどのさえだったのである。

神様 幡瀬川
<神様 幡瀬川のブロマイド>

幡瀬川は、あっさり負けてはいけない、勝つのに苦労させて相手に厭なやつと思わせると次の対戦では二分から三分トクがある、と言う。

田口は、小兵石浦の生きるヒントが幡瀬川にあるのではないかと書いた。名人はおろか技能派がいない現代で、幡瀬川を参考にした相撲を取り、さらに上位を目指してほしいと期待を寄せている。

その後の石浦|最高位は前頭五枚目、今は間垣親方

日本相撲協会の年寄プロフィールでは、石浦の最高位は前頭五枚目、引退場所は令和五年七月場所。通算成績は350勝321敗108休(62場所)、幕内では161勝186敗43休(26場所)だった。

引退後の年寄名は間垣で、所属は伊勢ヶ濱部屋となっている(2026年9月27日確認)。

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よくある質問

Q. 石浦は今なにをしていますか?
A. 令和五年七月場所で引退し、年寄・間垣として伊勢ヶ濱部屋に所属している(日本相撲協会の年寄プロフィール、2026年9月27日確認)。

Q. 石浦の出身地と出身校は?
A. 鳥取県鳥取市の出身。鳥取城北高校と日大の相撲部を経て宮城野部屋に入門した。父は鳥取城北高校相撲部の監督である。

Q. 石浦は十両まで何場所かかりましたか?
A. 12場所、2年。普通は5年から6年かかるとされ、白鵬の16場所、日馬富士の18場所より早かった。

Q. 石浦の最高位は?
A. 前頭五枚目。十両では10場所かかり、平成二十八年十一月場所に新入幕を果たした。

Q. 石浦の手本とされた力士は?
A. 田口は幡瀬川を挙げている。173センチ、86キロの小兵ながら神様と呼ばれ、小股すくいを得意にした力士である。

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この記事を書いた人

少年漫画雑誌、日経関連の編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

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