大相撲

白鵬が驚異的なスピードで迫る通算勝利数その後

2016年6月17日

「白鵬が驚異的なスピードで迫る通算勝利数」と題して
綴ったのは平成27年5月(皐月)7日である。あれから
1年、その後どうなったか改めて検証してみたい。その
前に魁皇の通算勝利数を白鵬が破ると最初に思ったのは
いつか。実は魁皇が千代の富士の1045勝を破って1046
勝をあげた平成23年七月場所のときである。まず、当時の
メモからふり返ってみる。
160522千秋楽幕内表彰 621
<白鵬、鶴竜から通算987勝をあげる>
 
★魁皇前人未踏の1046勝+αは超人白鵬によって破られる
魁皇が左四つ十分の体勢で、旭天鵬に上手を与えず寄り
切った。これで通算勝利数1046勝をあげ、千代の富士
を超え、新記録を達成した。しかし、この瞬間にも超スピー
ドで追いかけてくる力士がいる。超人白鵬である。白鵬は
先場所までの60場所で604勝をあげている。しかも平成21
年、平成22年は86勝をあげている。
魁皇A
<魁皇最後の勝利となった安美錦戦>
 
今後12.5勝平均をあげていくと40場所(6年4場所)で
1104勝に達する。白鵬の実力ならここ3年は6場所で78
勝以上あげていくのでは。そして柔軟性がある体質は、
けがをしにくく、休場は少ないと考えられる。魁皇の記録
はすでに破られる運命にある。

▼通算勝利数

勝利数A
αは結局1で魁皇は通算1047勝をあげて、この場所引退
した。最後の勝利は安美錦からであった。現在、白鵬の
通算勝利数は987勝である。名古屋に1000勝を目指すと
いう。今後、控えめにいっても1場所12.5勝をあげるとなる
と、休場がなければ来年の三月場所で新記録達成の可能
性が出てくる。

なお、横綱勝利数と幕内勝利数は白鵬によってすでに破
られている。場所数からいくと白鵬は他の力士より驚異的
に早い。今後はどこまで数字をのばしていくかに焦点が集
まる。白鵬が残す数字は、絶後になるかもしれない。

▼幕内勝利 数

勝利数B
▼横綱勝利数
勝利数C

6月も後半に突入。
興味深いテーマをこれからも届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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