相撲技については昨年(2015年=平成27年)10月31日で
触れてきたので、以下をクリックして参照していただきたい。
まとめると次の図式になる。
補足すると、立ち合いはほかに八艘飛びがある。単なる
変化ではなく立体的に飛ぶのである。舞の海が最初に
おこなったが、着地がバランス上危うかった。飛び上がる
おこなったが、着地がバランス上危うかった。飛び上がる
タイミングと着地が難点。及び対戦相手によく見られたら
どうしようもない点があり、ほとんど見られない。変化以上
に一か八かになる側面がある。
どうしようもない点があり、ほとんど見られない。変化以上
に一か八かになる側面がある。
勝負過程の攻防では突っ張ってくる相手に対し、腕をは
ねあげて突っ張りの威力をそらしたり、腕をたぐるなど
対抗措置がある。
さて、今回の本題は決め手(勝負手)である。決め手と
決まり手は異なる。決まり手は勝負が決まったときの形
であるのに対し、決め手はしかけた側からとらえたもの
である。例えば仕掛けた側が寄っていくとき、寄り切り
になるか、寄り倒しになるかは主に対戦相手しだいで
ある。仕掛けた側の技はあくまで寄りである。同様に
相手が後ろ向きであろうがなかろうが、仕掛けた側は
あくまで押しである。決まり手ならば送り出し、押し出し
(もしくは押し倒し)であるが、決め手は押しになる。その
ある。仕掛けた側の技はあくまで寄りである。同様に
相手が後ろ向きであろうがなかろうが、仕掛けた側は
あくまで押しである。決まり手ならば送り出し、押し出し
(もしくは押し倒し)であるが、決め手は押しになる。その
点をまず認識していただきたい。もちろん、決め手=
決まり手になることはある。
決まり手になることはある。
決め手は大きく2つに分類できる。1つは土俵の外に出
す技、もう一つは足の裏以外を土俵につける技である。
まず、土俵の外に出す技から見ていこう。その中で、離れ
て決める技に押しと突きがある。押せば押せ、引かば
て決める技に押しと突きがある。押せば押せ、引かば
押せ。押して勝つのが相撲の極意である。相手が引いた
ら、ごっつあんである。手ではなく、腰で押すのが基本で
ある。押しの典型ははず押しである。親指と人指し指の
間を矢筈の形にして押す。横綱栃木山が得意とした押
ある。押しの典型ははず押しである。親指と人指し指の
間を矢筈の形にして押す。横綱栃木山が得意とした押
しである。大受は徹底した押し1本で大関に昇進した。
突きは一発の突きの威力あるいは素早い回転を生かす
など先制攻撃として有効である。こちらも足が出るのが
重要である。古くは横綱太刀山の45日(一月半=ひと突き
など先制攻撃として有効である。こちらも足が出るのが
重要である。古くは横綱太刀山の45日(一月半=ひと突き
半)の突きが有名。横綱千代の山も得意とした。横綱柏戸
の喉輪も突きの一種である。富士桜対麒麟児の突き合い
は壮絶で、見ごたえがあった。なお、突きの中で突き倒し
は土俵内で決まる場合があるので注釈を付け加えておく。
の喉輪も突きの一種である。富士桜対麒麟児の突き合い
は壮絶で、見ごたえがあった。なお、突きの中で突き倒し
は土俵内で決まる場合があるので注釈を付け加えておく。
(この項目続く)
6月梅雨の季節
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