MENU

■夏千秋楽 最終日の見どころ3つ

優勝が決まった千秋楽はやや緊張感に欠ける。それでも
いくつか見どころはある。まず、幕下の優勝決定戦である。
阿武咲対小柳戦。阿武咲は先場所まで十両だった実力者
である。一方の小柳は先場所がデビュー戦。三段目付け
出しで7戦全勝優勝して、幕下に番付を上げてきた。その
幕下でも7戦全勝し、目下14連勝中である。
阿武咲対小柳戦は小柳の力をはかる上でまたとない対戦
相手なのである。十両取組後におこなわれた優勝決定戦は、
前に出る相撲で小柳が阿武咲を圧倒して優勝した。小柳の
実力は相当あることを証明する一番となった。
160522千秋楽十両幕下以下 793
<小柳が幕下優勝決定戦を制す>
 
稀勢の里が勝って13勝とするか、負けて3連敗で12勝と
なるかは、天と地ほどの開きがある。13勝なら七月場所へ
つながる成績である。しかし、12勝なら3横綱に負けての
3連敗の成績だけにいささか弱い。
対戦相手の日馬富士は鋭くあたったが、稀勢の里ははね
返し、前に圧力をかけて一気に勝負を決めた。初の連続
13勝である。佐田の山は連続13勝後、13勝優勝で横綱に
昇進した。稀勢の里と佐田の山の違いは、佐田の山は
すでに優勝経験があったことである。稀勢の里は最低連続
優勝して横綱にあがってもらいたい。
160522千秋楽幕内表彰 558
<稀勢の里が日馬富士倒し、13勝>
 
優勝が決まった白鵬が、全勝優勝を達成するか。実力的
には鶴竜相手に可能性は十分だが、反面、力がはいらず、
勝負に対して淡白になるのではということが考えられた。
しかし、白鵬は最後まで気をぬかず、12回目の全勝優勝
を達成した。
白鵬の実力は衰えているのだろうか。全盛期に比べれば
下がってはいる。しかし、それでも他の力士を超える地力
の持ち主なのである。白鵬は40回優勝が視野にはいって
きた。笑い話だが、白鵬は65歳まで横綱をはりながら、内
弟子を育てていけばいい。こうすれば親方になるには日本
国籍をという一文なんか関係なくなる。
160522千秋楽幕内表彰 620
<白鵬、鶴竜に勝って15戦全勝>
 
15日間満員御礼となった五月場所は無事千秋楽となった。

五月場所千秋楽
興味深いテーマをこれからも届けます。

マーク2カ所をクリックして応援してください。

よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村 

相撲 ブログランキングへ 
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑   

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次