大相撲

■夏14日目 稀勢の里を強くするもの

2016年5月21日

この日の結びの一番、稀勢の里対鶴竜戦。先場所稀勢の
里の13勝で最大のピンチに追い込みながら逆転負けした
鶴竜。リベンジに燃える鶴竜と前日事実上の優勝戦に敗
退した稀勢の里。得意の四つでも勝てなかった白鵬戦の
ショックが残っているかのような一番になった。鶴竜の外
掛けにずるずると稀勢の里は後退してあっさり負けで2敗
となった。
160521十四日目幕内 539
<鶴竜の外掛け>
 
稀勢の里。戦い済んで日は落ちて、再び日は昇るのだろ
うか。準優勝だけで結局大鵬の壁を破れず、優勝がなか
った大関豊山。豊山の相撲は、大鵬からみればスキだら
けだった。稀勢の里は豊山の道を歩むのか。余談だが、
北の富士の優勝に大鵬に勝っての優勝はない。

稀勢の里が豊山の道を歩んでいるとは思いたくない。優
勝へ近づいている。そんな手ごたえを稀勢の里は肌で感
じているのでは。稀勢の里の父が我が家は大器晩成型と
いう意味のことを口にしていた。だとすれば稀勢の里は、
まだ成長できる、伸びしろがあるのだ。
160521十四日目幕内 546
<稀勢の里、鶴竜にあっさり負け>
 
「打倒白鵬」稀勢の里を強くするのはこの言葉である。
なぜ白鵬に負けたか。負けないためにはどういう稽古が
必要か。白鵬を超えたとき、覇者交代が実現する。

五月場所千秋楽前日
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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