大相撲

審判の安全を保つ突飛な案

2016年4月27日

26日は力士会が開催された日である。しかし、今回は異
例なことにニ所ノ関審判部長(元若嶋津)、友綱審判副
部長(元魁輝)、藤島審判副部長(元武双山)が力士会
にのり込み、立ち合いとダメ押しに関して正常化を要求
した。立ち合いは項を改めて述べるとして、ここではダメ
押しについて触れてみることにする。
160320八日目幕内 778
<三月場所8日目白鵬対嘉風戦1>

三月場所、ダメ押しで左大腿骨頸部を骨折して、全治3
ヶ月を要する井筒審判副部長(元逆鉾)が引き金になっ
ているのは間違いない。しかし、ダメ押しで最も危険なの
は、対戦相手である。力を抜いたところへ、さらに攻撃
力が加わるわけだから危険なことこの上ない。

中には勝負があったあと、相手の腹にパンチをいれた不
届き者がいた。十両でおきたことだが、パンチを受けた
ほうが感情的になってもおかしくなかったが、幸いそこ
までいかなかった。
160320八日目幕内 779
<三月場所8日目白鵬対嘉風戦2>
 
審判の安全は、ダメ押しをしないだけでは防げない。両
力士がもつれて土俵下に落ちていくこともある。一気の
出足で速攻寄り倒しの後土俵下に落ちていくこともある。
今は150キロ以上の力士がごろごろいる。2人合わせれば
300キロを超える。それを防ぐには、土俵から審判の距離
を十分離すことが一番である。
160320八日目幕内 780
<三月場所8日目白鵬対嘉風戦3>

ただし、審判を土俵から十分の距離を取ってしまう位置
にすると、溜まり席の減少につながる。それは避けたい
と思うなら次の方法はどうだろうか。それは自動車のエア
バッグのようなものを身につけるのである。人によっては、
笑っちゃうかもしれないが、安全性上一考の余地はある
のではないだろうか。

初夏を感じるときもある季節です。
興味深いテーマをこれからも届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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