終わりよければすべてよし、とはいかなかったのが三月
場所であった。1敗白鵬の優勝は動かない。間違っても
優勝決定戦にはならない。大方の観客もそうみていた
のではないだろうか。
その2番前に行われた2敗同士の豪栄道対稀勢の里の
大関戦は、稀勢の里が圧勝した。ところが、結びの一番
日馬富士対白鵬で予想もしない出来事が まちうけていた。
よもやの白鵬の変わり身である。日馬富士は止まらず、
土表外へという結末にあっけにとられた。同時に怒りが
こみあげてきた。
高い入場料を払ってこれか。今まで圧倒的な強さを誇って
いたのに それはないだろう。男らしくない。相撲熱が冷める
ことせんでほしい。様々な批判がわきおこった。無理からぬ
ことであった。
決戦となる一番で圧倒的速攻で、対戦相手を粉砕してきた
だけに、相手の力を避ける必要はなかった。しかし、これを
白鵬の衰えの証明だという見方がある。その大阪相撲通に
よれば、来年大阪で白鵬の相撲を見ることはない、という。
白鵬は年間86勝4敗を2年間続けている。その頃を知る者は
衰退期に感じるかもしれない。 しかし、それでも安定度は、
日馬富士や鶴竜より上である。新しい世代が浮上しない限り、
歴史は繰り返されるかもしれない。
<大阪情報>
優勝パレードが終わって、若い魂がモンゴルの民族服を着た
相撲仲間を見つけ、かけよったかと思うと、大阪の相撲ファン・
新たな若い魂、首都圏から来た相撲ファンが集まり出して、
様々な意見交換がされた。素敵な相撲仲間が集まり、解散
して相撲ファンも千秋楽となった。
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よしなに
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