照ノ富士が勢に負けて3敗目。負け方も力なくあっさり
土俵を割った。照ノ富士は昨年の十一月場所から今年の
九月場所までの1年間、関脇以下には1場所平均1.8敗し
かしていなかった。早くも敗戦オーバーである。3横綱・
4大関のここ1年間の地位別対戦成績表を見ていただき
たい。
関脇以下の1場所平均負け数=関脇以下の負け数÷
(関脇以下の勝ち数+関脇以下の負け数)×
関脇以下の1場所平均の対戦数
途中休場はまずフル出場の関脇以下の対戦数を出し、
それに途中休場数÷ フル出場の関脇以下の対戦数を
加えた値を 関脇以下の1場所平均の対戦数とした。
関脇以下の1場所平均の対戦数
途中休場はまずフル出場の関脇以下の対戦数を出し、
それに途中休場数÷ フル出場の関脇以下の対戦数を
加えた値を 関脇以下の1場所平均の対戦数とした。
これを見ると1敗の稀勢の里は2.3敗、同じく1敗の琴奨
菊は3.9敗である。本当に期待していいのだろうか。し
かも稀勢の里は横綱戦4勝9敗、琴奨菊は2勝11敗であ
る。琴奨菊は大関戦も負け越している。
さらに稀勢の里は大関23場所中13勝以上の成績はわずか
3度しかあげていない。琴奨菊は大関24場所中13勝以上
は皆無である。昨年の七月場所であげたたった1度の12
勝が最高の成績である。
残りの対戦相手は
稀勢の里 3横綱、3大関、隠岐の海、豊ノ島
琴奨菊 3横綱、稀勢の里、照ノ富士、妙義龍、大砂嵐、
隠岐の海
場合によっては勢が対戦する可能性がある。これを最低
7勝1敗で突破できるか。可能性は大きいとはいえない。
13勝以上が幕内でたった1度、それを優勝に結びつけた
のが、安念山、若羽黒、若三杉、北葉山、高見山、金剛、
琴富士、水戸泉、出島、武双山である。(横綱・大関戦
がない、あるいは対戦が不十分な平幕優勝は除外してあ
る)こうした先人の例があるのだから、最後まで全力を
尽くしていただきたい。
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