大相撲

■秋3日目 白鵬のいない土俵

2015年9月16日

いなくなって初めてわかる、その巨大な存在感、存在価
値、それが白鵬である。横綱として初の休場だけにこれ
まで白鵬がいない土俵は想像すらしたことはなかった。

20121125千秋楽幕内 1039

白鵬ほど大相撲冬の時代を支えた横綱はいない。それも
単なる不人気のときではない。新弟子暴行死事件、野球
賭博事件、八百長の発覚、まさに激震の時代である。そ
の結果賜杯が渡されなかったことが2度あった。

130825二日目C 164

白鵬がいない土俵、それはほか力士に優勝のチャンスが
できたといえる。しかし、問題はレベルである。白鵬が
いる土俵は陸上競技の100メートル競争に例えるならば
9秒台の優勝であった。白鵬がいない土俵ではそれが10
秒台の優勝ならばレベルダウンしたことになる。観客が
見たいのは最高のレベルである。

絶対王者がいない土俵では、早くも横綱・大関の敗戦が
おき始めた。混戦を面白いととらえる一方、白鵬に勝っ
てこそ優勝に価値が出るという見方がある。来場所、不
屈の精神力で復活する白鵬を見たいし、期待したい。
080217白鵬倶楽部 165 A4

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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