近づく九月場所。優勝候補の筆頭をあげるとしたらやは
り白鵬以外にいない。白鵬以外あげにくい。白鵬はそれ
ほど他の力士を圧倒している。白鵬が優勝すれば自己の
最高優勝回数を更新していくことになる。現在の優勝回
数は35である。大鵬が引退したときは6場所時代の申し
子といわれ、32回優勝は破られまいといわれた。それゆ
え白鵬の優勝回数は賞賛に値する。
白鵬が狙える記録は優勝回数だけではない。全盛期のよ
うに連勝記録は難しいと思うが、まだまだ狙える記録は
ある。それは横綱の連続出場記録である。白鵬は横綱に
昇進して以来1度も休場がない。きわめて珍しいタイプ
である。現在横綱48場所連続出場中である。北の湖も休
まない横綱だったが、横綱の連続出場は43場所でストッ
プしている。大鵬は31場所連続出場でストップしている。
無事これ名馬というが白鵬はこの点でも最高である。
連続といえば連続2ケタ勝利がメディアに取り上げられ
たことがあった。しかし、横綱は12勝以上が責任勝星で
ある。12勝以上ならどうか。白鵬の連続12勝以上は、22
場所におよぶ。これは琴欧洲が優勝した翌場所からスタ
ートし、旭天鵬が優勝した場所でストップした。約3年
半以上かかっている。横綱・大関と対戦する前頭及び小
結・関脇・大関・横綱での12勝以上の回数は51回である。
他の横綱はどうか。以下をご覧いただきたい。
をクリックして参照していただきたい。なお、白鵬の成
績は2015年三月場所までである。横綱勝利数、幕内勝利
数、通算勝利数のトップは時間の問題である。
そのほかに年間最多勝がある。2015年の年間最多勝はこ
のままいけば堅い。9年連続9回目になり、自己最高記
録を更新することになる。なお、次点は北の湖の7回で
ある。十一月場所の千秋楽の表彰で年間最多勝の力士を
西日本新聞社が表彰している。また、年間最優秀力士に
選ばれると来年の初日に報知新聞社から表彰される。
白鵬の記録はどこまでのびるか。記録はすでに超人的な
域に達しているものもある。あとは人間白鵬の魅力が伝
わるよう相撲道に取り組んでいただきたい。
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