当日売りの自由席1番乗りは前日の23時半だと聞く。
自由席を求める方の中には下の力士のご両親がいた。
以上の情報は13日目隣になった方から伺った。当人も
自由席を求めて並んだという。千秋楽は音楽隊が入る
ためけっこうな数の自由席及び椅子席Bが使用できなく
なる。
かなり観客が入った中に見慣れた顔が関東から、地方
から集結した。逆に愛知県体育館から地方の相撲大会に
向かった方がいる。その中にはチケットが購入できなけ
れば優勝パレードだけでも見ていこうという方がいたが
何とか入場できた。
さてそんな過熱のなか千秋楽の注目ポイントは以下である。
1.十両翔天狼と幕下希善龍の入れかえ戦
2.旭天鵬が最後の一番
3.7勝7敗カド番琴奨菊の大関陥落はあるか
4.白鵬対鶴竜戦 優勝決定戦はあるか
1.希善龍が堅くなったのか、力なく翔天狼に寄り切ら
れた。
2.幕内旭天鵬はこらえる力がなくなってきた。ここまで
よくやったのだから責められない。旭天鵬はあと1場所で
幕内通算100場所になるだけに惜しかった。最後の一番
は勝利とはいかなかった。
よくやったのだから責められない。旭天鵬はあと1場所で
幕内通算100場所になるだけに惜しかった。最後の一番
は勝利とはいかなかった。
<琴奨菊>
3.琴奨菊は十一月場所、五月場所とここのところよく
負け越している。もはや大関の力がなくなっているのは
明白。立ち合いから一気に相手をもっていけず、止まれば
勝てなくなっていた。
対戦相手は新大関の照ノ富士。琴奨菊の立ち合いのあたり
をもっともどっしり受け止めるだけに琴奨菊に勝ち目は
薄いと読んだ。しかし、琴奨菊は変化に活路を見出し
なんとか勝ち越した。照ノ富士は11勝に終わった。11勝は
何場所続けても横綱にはなれない成績である。
<白鵬、鶴竜を寄り切って14勝1敗で優勝>
4.白鵬対鶴竜戦は徐々に調子を上げてきた白鵬が左四つ
熱戦になりながらあわてず、無理をせず、最後に寄り
切った。優勝決定戦になるという見方をした方がいたが
白鵬は一発で決めた。35回目の優勝である。
優勝パレードの旗手は今場所限りで引退の旭天鵬が務めた。
天気も相撲ファンも熱かった七月場所は終わった。ほっと
した気持ちで会場を後にした。
記事をお読みいただきありがとうございます
よければこちらをクリックいただけると幸いです。”土俵の目撃者”
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑