大相撲

■名古屋千秋楽 最後まで熱かった名古屋

2015年7月28日

当日売りの自由席1番乗りは前日の23時半だと聞く。
自由席を求める方の中には下の力士のご両親がいた。
以上の情報は13日目隣になった方から伺った。当人も
自由席を求めて並んだという。千秋楽は音楽隊が入る
ためけっこうな数の自由席及び椅子席Bが使用できなく
なる。

かなり観客が入った中に見慣れた顔が関東から、地方
から集結した。逆に愛知県体育館から地方の相撲大会に
向かった方がいる。その中にはチケットが購入できなけ
れば優勝パレードだけでも見ていこうという方がいたが
何とか入場できた。

さてそんな過熱のなか千秋楽の注目ポイントは以下である。
1.十両翔天狼と幕下希善龍の入れかえ戦
2.旭天鵬が最後の一番
3.7勝7敗カド番琴奨菊の大関陥落はあるか
4.白鵬対鶴竜戦 優勝決定戦はあるか

1.希善龍が堅くなったのか、力なく翔天狼に寄り切ら
れた。
2.幕内旭天鵬はこらえる力がなくなってきた。ここまで
よくやったのだから責められない。旭天鵬はあと1場所で
幕内通算100場所になるだけに惜しかった。最後の一番
は勝利とはいかなかった。
150726千秋楽幕内 776
<琴奨菊>
 
3.琴奨菊は十一月場所、五月場所とここのところよく
負け越している。もはや大関の力がなくなっているのは
明白。立ち合いから一気に相手をもっていけず、止まれば
勝てなくなっていた。

対戦相手は新大関の照ノ富士。琴奨菊の立ち合いのあたり
をもっともどっしり受け止めるだけに琴奨菊に勝ち目は
薄いと読んだ。しかし、琴奨菊は変化に活路を見出し
なんとか勝ち越した。照ノ富士は11勝に終わった。11勝は
何場所続けても横綱にはなれない成績である。
150726千秋楽幕内 963
<白鵬、鶴竜を寄り切って14勝1敗で優勝>
 
4.白鵬対鶴竜戦は徐々に調子を上げてきた白鵬が左四つ
熱戦になりながらあわてず、無理をせず、最後に寄り
切った。優勝決定戦になるという見方をした方がいたが
白鵬は一発で決めた。35回目の優勝である。
150726千秋楽表彰 486
<優勝パレード 旗手旭天鵬>
 
優勝パレードの旗手は今場所限りで引退の旭天鵬が務めた。
天気も相撲ファンも熱かった七月場所は終わった。ほっと
した気持ちで会場を後にした。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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