新番付が発表された。番付そのものに真新しさはあるが、
幕内力士に特に新しさはない。素朴な疑問として対戦
相手はほとんど変わらないのに大関で9勝あげるのと
関脇・小結・前頭上位で9勝あげるのと何が違うのか。
対象は稀勢の里と逸ノ城。同じく大関で8勝あげるのと
関脇・小結・前頭上位で8勝あげるのと何が違うのか。
対象は琴奨菊・豪栄道と妙義龍・宝富士・栃ノ心である。
これを少年・少女の相撲ファンに合理的に説明することは
困難である。このテーマは古くからあり、専門誌の読者欄で
見かけた記憶がある。第一、当の大関自身どう説明するか
ぜひ聞いてみたい気がする。
大相撲は歴史とともに取り直し制度、不戦勝・不戦敗制度、
優勝決定戦制度、三賞制度、勝負判定にビデオ導入など
様々な合理化を図ってきた。それなのに番付の大関は未だ
不可思議な面を残している領域である。大関の歴史は
弱さの歴史であるが、大関としての待遇は受けている
のである。
その大関に挑むのは大関を目指す関脇照ノ富士、先場所
2ケタ勝利の小結復帰の栃煌山、上位第2ラウンドの
大砂嵐である。なお、三月場所で一番出世した宇良は
序ノ口の西9枚目である。先場所で定年になった庄之助は
空位のままになった。暖かさとともに五月場所が迫って
きた。
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