以前こういうことを書いた。将棋界が26歳までにプロで
ある四段になれなければ養成機関である奨励会を退会
させられる。そのため奨励会員は誕生日がこわいという
話を。それを幕下以下の力士にあてはめるとどうなるか。
その最新版を調査してみた。前回は元十両の幕下力士は
除外したが、実情はなかなか復帰できない元関取、復帰の
メドが難しい年齢で三段目にいる元関取がいるので今回は
区別しなかった。また三月場所の成績で十両昇進が決定
している力士は除外し、逆に十両から陥落が予想される
力士を加えた。年齢は2015年4月30日現在で分類した。
その結果幕下以下の力士で、昭和生まれ、平成元年4月
30日までに生まれた26歳以上は33.3%と(前回調査は27.7
%)約193人いた。中には40歳を超える方までいた。将棋
界なら将来を考え強制退会だが、相撲界にはそうした
規定はない。もっとも1957(昭和32)年に幕下まで25場所
以上かかった場合は廃業とする規定ができたが、現在は
ない。
あの人は今的な記事で元力士が言っていたが、相撲部屋を
出て自分で生活するといかに大変かわかった、と。そう
相撲部屋は衣食住が保障されているだけに居心地がいい
面があるのは否定できない。そして幕下以下の力士全員の
幸福はないという現実もある。
幸福はないという現実もある。
【番外】鏡山部屋力士数2人、井筒部屋力士数4人と
なかなか力士数が増えないこの2部屋の行く末が気に
なる。
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