大相撲

発言者不明の審判部

2015年2月2日

白鵬の審判部クレームで浮き彫りになったことがある。
審判部に関してである。それが何かということは後述
するとして審判とは何かをまず考察する。大相撲における
審判は勝負の最終判定をする立場である。行司は土俵を
司る役割ではあるが、主審とはいいがたい。それでも
微妙な一番を間違いなくさばくと「行司よく見た」と
拍手を贈りたくなる。
150201白鵬杯 090
<白鵬杯での白鵬>
 
審判は元競技者で構成されている。こういうプロ競技は
はかにはない。プロレスでは元レスラーがレフェリーを
務めることがあるが、どちらかというと進行役の面がある。
元力士の審判は勝負を見る目を養ったり、ルールの筆記
試験を受けるわけではない。交代することもある。

ビデオは参考という位置づけだから、審判の目より下の
存在である。今は1万分の1秒で再生できるビデオが
あり、弾丸の動きさえわかるのに人間の目のほうが優って
いるという考え方である。まことにまことに不思議な存在
である。

誤審
<専門誌読売大相撲記事 大鵬の連勝が誤審
でストップをきっかけにビデオが採用された>

その審判が白鵬の審判部クレーム発言に対して「自分の
立場をわかっているのか」「指導しなければならない事態」
と威勢のいい言葉が発言された。しかし、これが誰の発言
かは不明というか伏せられているのだ。これでは迫力ある
発言も母親の後ろに隠れるガキの言葉にしか思えない。
協会はそんなに物言えぬ組織なのだろうか。

こんな記事がある。「大相撲の内幕」という内容で「協会
は伏魔殿どころか北朝鮮」というタイトルが付けられて
いる。でたらめやいい加減ささえうかつに批判できない。
現体制に批判的だと執行部ににらまれ退職に追い込まれた
事務職がいると書かれている。協会の反論がないので
この記事がすべてとは言いがたいが、匿名の審判発言も
組織の体質なのかと考えさせられてしまった。
kizi
<協会は物言えぬ体質なのか>

健全な企業はコンプライアンス、セクハラ、パワハラに

取り組んでいる。協会は開かれた組織なら、少なくとも
白鵬の発言に対する反論や批判は堂々と名のって言わない
限り、腰が引けている印象で、説得力に欠ける。
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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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