大相撲

白鵬・大鵬・千代の富士、優勝以外から見た3強

2014年11月1日

白鵬・大鵬・千代の富士の比較はこれまで優勝に関る
ことを取り上げてきた。しかし、強さをはかる基準は
優勝だけではない。そのほかの要素をとりあげ、あらた
めて3強を比較してみよう。
大鵬1
<大鵬>
 
幕内勝率
幕内勝率というと幕内に在籍していて引退までの成績を
いう。しかし、横綱・大関と対戦しない地位でいくら
11勝、12勝の好成績をあげても、幕内上位であげた9勝
より上というのは釈然としない。そこで幕内勝率は幕内
上位のみを対象とした。
なお、古今で力士比較する方がおられるが、同じ方屋とは
対戦しなかった取組時代を数字で単純比較することは
合理的でない。そういう意味で大鵬は1964(昭和39)年末
までは系統別総当たり制で、横綱若乃花、大関琴ヶ浜、
若三杉、若秩父などとは対戦していないことを頭にいれて
ご覧いただきたい。

力士    上位場所数  勝利 敗北   休場 勝率
大鵬           68     734  147   136 0.837
千代の富士      72        744   168    137  0.798
白鵬                61       749   130     21   0.852

白鵬は当然2014年九月場所現在の成績である。千代の
富士は1978(昭和53)年五月場所及び九月場所は横綱・
大関戦は2番しか取っていないが、成績に加えてある。
さて、上位における成績は白鵬が勝利数でも勝率でも
トップである。勝率はダウンする可能性があるが、今後
簡単に抜かれることはない予感がする。
白鵬in 
<白鵬>
 
横綱の責任は優勝争いをし、最低12勝の成績をあげる
ことである。横綱大量産時代は横綱の責任勝ち星は10勝
といってた時期があるが、横綱が大関責任勝ち星と一緒
では様にならない。10勝を何場所続けたって横綱には
なれない。幕内上位における12勝以上に関しては回数と
連続をとりあげてみる。

力士    上位及び横綱場所数 連続12勝以上 通算12勝以上
大鵬         68・58            11           42
千代の富士     72 ・59               5           41
白鵬              61 ・43              22          46

連続12勝以上は大鵬が2年弱、千代の富士が1年弱に比べ
白鵬は3年強続いている。時期は2008(平成20)年七月
場所から2012(平成24)年三月場所までである。抜群の
安定感である。今後簡単には破れない記録では。通算12勝
以上は場所数が少ないにも関らず、すでに白鵬が先輩
横綱を抜いている。白鵬はまだ現役である。どこまで
進化するか、今後も見届けたい。
千代の富士
<千代の富士>
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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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