大相撲

逸ノ城をめぐる好勝負7番を予想

2014年11月2日

十一月場所は1週間後に迫ってきた。注目が集まる新関脇
逸ノ城はどんな相撲を取るか。上位陣はどう対応するか。
両者激突の一瞬はどんな展開になるか予想してみた。
白鵬-逸ノ城
先場所は右四つ、白鵬が逸ノ城に左上手を最後まで与えず
左上手投げで完勝した。最大の実力者白鵬には四つでは
なかなか勝てない。突っ張りで有利に組むか、動きの
なかでゆさぶりをかけないと勝機は見つけにくい。白鵬は
反応が早いから、重心をくずす攻めが有効である。

140927十四日目幕内 1445
<白鵬対逸ノ城>

逸ノ城ー鶴竜
先場所あっけなく逸ノ城のはたきに手をついた鶴竜。
横綱の面目丸つぶれであった。今度は何が何でも勝って
おきたいところだ。前さばきは鶴竜が上、自分十分に
組めば鶴竜に勝機が出る。反面鶴竜が有利に組めず、
後退してはたきに出ると、逸ノ城がつけ込むスキがでて
くる。
 
日馬富士-逸ノ城
現時点で日馬富士が出場するかどうかは微妙である。
無理して出場して負けがこんで休場のパターンはやめて
いただきたい。出場を決めたのなら最後まで取りきる
強い意志が必要である。対戦すれば日馬富士はスピード
あふれる取り口で横から攻めたい。体力で圧倒されると
危ない、

琴奨菊-逸ノ城
琴奨菊の馬力が逸ノ城を圧倒できるか。ポイントはここに
しぼられる。土俵際で残されると琴奨菊は攻め手を欠く。
もつれても琴奨菊は危ない。立ち合いにすべてがかかる。

逸ノ城-稀勢の里
稀勢の里の相撲が精彩を欠いている。攻めに鋭さが見られ
ない。稀勢の里はこの一番にすべてをかけるくらいの
気迫でいかないと勝てない。

逸ノ城-豪栄道
先場所はパワーの前に豪栄道は何もできず、土俵際へ
もっていかれた。豪栄道は逸ノ城の出足を止めるために
立ち合いは鋭く踏み込み、食い下がって組み止めたい。
逸ノ城は豪栄道の動きを封じて攻めたい。
140925十二日目幕内 1050
<逸ノ城対豪栄道>
 
勢-逸ノ城
先場所逸ノ城が勢に負けた敗因ははっきりしている。
投げにいったところをつけこまれたのだ。逸ノ城は対勢
戦はあくまで寄りを中心に攻めたてることが肝心である。
140920七日目I 幕内 1005
<逸ノ城対勢>
 
逸ノ城は勝ち越せるのか、どんな大物も負け越しなしで
三役に定着したり、大関に昇進するのは容易ではない。
逸ノ城がどういう相撲をとるか、答はまもなく出る

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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