大相撲

稀勢の里がみせた白鵬攻略法

2014年7月7日

初代若乃花といえば土俵の鬼と呼ばれ、その稽古はすさ
まじかった。人の3倍、4倍やっていた。大関・横綱と
地位が上がるにつれて、さらに2倍、3倍やったのである。
その若乃花が自分以上の鬼と語るのが力道山である。
ふたりが二所ノ関部屋に所属していた時期、巡業でよく
稽古した。幕下若ノ花が死ぬかと思ったほどの稽古で
あった。

昭和30年代のヒーローは間違いなく長嶋と力道山である。
プロレスラー力道山は「わしを強くしたのは打倒ルー・
テーズ(NWA世界チャンピオンになり、鉄人の異名が
ある史上最強のレスラー)である」と口にしていた。
稀勢の里も同様に「打倒白鵬」を掲げ、稽古に精進して
本物の強さ・地力を身につけることを望む。

これまで稀勢の里がみせた白鵬攻略法を振り返ってみよう。

2010(平成22)年十一月場所2日目 前頭筆頭
白鵬は稀勢の里戦によって63連勝でストップされた。この
とき白鳳は「これが負けか」と語った。なお、白鵬はこの
場所14勝1敗で優勝し、稀勢の里戦が唯一の黒星となった。
22十一月
2011(平成23)年九月場所12日目 関脇
11戦全勝で優勝へ突っ走る白鵬を稀勢の里が黒星をつけた。
稀勢の里は12勝3敗で大関への足がかりをつかんだ。この
場所白鵬は13勝2敗で20度目の優勝。
23九月
2013(平成25)年十一月場所14日目 大関
初日から13連勝と無敵の快進撃で白鵬・稀勢の里が激突。
投げを仕掛けた白鵬に分があるかと思いきや先に土俵に
沈んだのは白鵬であった。稀勢の里は前日日
25九州
 

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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