大相撲

まわしの結び目

2014年2月4日

一月場所4日目時天空対佐田の富士戦でまわし
待ったが2度あった。まわしがほどける原因はゆるい
以外いくつかある。1枚まわしで結び目近くをとった
場合と結び目が短すぎる場合である。

そもそもまわしは幅約45センチを四つ折にして、
その幅を変えてしめていく。長いためまるめた
まわしを持つ手伝いが必要である。まず、前は端を
胸の位置におく。二つ折の状態から足の間に通す。
尻で八つ折にして右腰から四つ折の幅で腰にまわす。
一回まいたところで胸の位置からのまわしの端を
前に垂らす。体を回転して自分で腰に巻いていき、
しめ加減を調整する。

最後に腰にしめる前に、前に垂らした部分を横に
折りたたみ、その上に腰に巻いていく。それを後ろで
八つ折にして尻から右腰にまわした部分をからめ、
一番下から通して引き上げる。それを四つ折から
八折にした部分に通して結ぶ。

つまり結び目は腰にまわした半分の幅で結んでいる
のである。これは相撲を取った者でないとなかなか
わからないと思う。

相撲漫画は数々ある。相撲漫画を見るときまわしの
結び目がどう描かれているか気になる。
140115四日目幕内 317まわし

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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