大相撲

2013年10大ニュース 2位・1位

2013年12月20日

2位 わずか3場所で入幕の遠藤 人気爆発

日本人で期待がもてる遠藤の出現に相撲人気は
急上昇した。3場所で入幕という驚異の新人ぶりと
四股のさい足が高くあがり、柔らかさと美しさを
兼ね備えていることが拍車をかけた。

幕下10枚目格付け出しでスタートした幕下時代
2場所はともに5勝2敗と目立った成績は残して
いない。しかし、十両1場所突破(14勝1敗で優勝)
して状況は一変し、一躍注目されることになった。

最近の学生相撲出身力士は全般的に思ったほど伸びて
こない。スピード出世した常幸龍の現状は横綱・大関
との対戦はいまだなく、寂しい限りである。遠藤は
どうか。相撲は難なくこなし、粘りもあるが、反面、
鋭い決め手はまだまだである。2014年は真価が問われる
1年になる。
H氏が2位、T氏・M氏が3位、A氏・S氏が4位に
あげている。
<写真は九月場所対舛ノ山戦>

130917三日目幕内 123遠藤

1位 32回優勝 大横綱元大鵬が急死

一月場所7日目訃報がはいってきた。元横綱大鵬が
都内の病院で心室頻拍のため死去した。72歳であった。
優勝32回、6連覇2度、45連勝(誤審のため本当は
48連勝+α)と数々の記録とともに一時代を築いた
大横綱であった。

1960年一月場所、新入幕の大鵬は初日から11連勝と
将来の大物を予見させた。その年の十一月場所、
関脇で早くも優勝。関脇以下で優勝しながら三賞を
もらえないという珍記録をつくった。(朝汐についで
史上二人目)それほど大器と見られていた。

「巨人・大鵬・卵焼き」というキャッチフレーズが
生まれるほど人気があった。常勝横綱で王者と
いわれた。横綱晩年は休場後よく優勝するので
不死鳥といわれた時期もあった。優勝30回を達成後
一代年寄大鵬が協会から贈られた。

引退後は親方として関脇巨砲、幕内嗣子鵬などを
育てた。2月26日、国民栄誉賞が政府から贈られ、
夫人と白鵬が出席した。

なお、横綱で80歳以上で亡くなられた方は4人、
74歳で亡くなられた方が2人。横綱はまだまだ
長生きが難しいようだ。
T氏・S氏が1位、M氏が2位、A氏・H氏が3位に
あげている。
<写真は大鵬死去の号外>

ニュース 004大鵬

(この項目終わり)

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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