東京からの顔なじみの相撲仲間が7日目2人やってきた。一人は再
福岡入りである。9日目、3人新たに福岡入りした相撲仲間と再会
した。そのうち2人とA氏は前日福岡のちゃんこ屋にいったという。
芝田山(元大乃国)部屋及び錦戸(元水戸泉)部屋の関係者と一緒
になったという。なお、会場には能町氏の姿があった。
さて土俵に目を移すとやはり新3強に着目する。安青錦は強くなっ
ている。それだけではない安定している。ここまで思いがけない敗
戦は若隆景だけである。これまでなら複数あった。

9日目は平戸海と対戦した。九州出身の平戸海への声援は凄い。そ
れでも安青錦はあわてず、理詰めに攻めた。最後東土俵にもたれ込
んだ。決まり手は寄り倒しであった。
1敗安青錦は勝ち越しを決めた。10日目は玉鷲戦である。残り5日
間は大の里、豊昇龍、琴櫻、欧勝馬、義ノ富士あたりか。これまで
大の里には相撲にならず、豊昇龍には負けなしである。今場所の山
は安青錦対両横綱戦になりそうである。
豊昇龍は新鋭義ノ富士を問題にせず、送り投げで決めた。豊昇龍は
2敗を感じさせないはつらつとした相撲が続いている。相撲だけを
みると元気いっぱいで鋭い。これなら大の里戦、安青錦戦に期待が
大いにもてる。

大の里は横綱の土俵入りのとき四股の動作でぐらついた。ここ2日
自分の相撲を取れていないことと関係しているのか。実際の相撲は
欧勝馬相手に本来のパワー相撲を取りきった。ただ一人全勝である。
この差が最後までものをいうか、場所はあと6日である。
