ここから三賞受賞者獲得ビッグ3の登場となる。
魁皇 殊10敢5技0
魁皇の殊勲賞10回は朝潮と並んでトップタイである。魁皇は殊勲の
力士といえる。魁皇は平成5年五月場所入幕した。このときは力及
ばず十両に落ちた。再入幕は十一月場所だった。
平成6年から毎年三賞を受賞するようになった。平成6年三月場所
に最初の三賞殊勲賞を獲得した。翌平成7年殊勲賞2回と初の敢闘
賞を受賞した。殊勲賞の内容は以下である。
1回目 優勝曙に勝利
2回目 優勝貴乃花に勝利
3回目 3大関に勝利
平成8年は最多三賞受賞年になった。殊勲賞3回、敢闘賞1回であ
る。殊勲賞の内容は次である。
4回目 優勝貴乃花に勝利
5回目 横綱曙、12勝大関若乃花に勝利
6回目 優勝貴乃花に勝利
平成9年、10年はともに殊勲賞を1回獲得した。平成11年は敢闘賞
に2回輝いている。殊勲賞の内容は以下である。
7回目 優勝貴乃花・横綱曙に勝利
8回目 13勝曙に勝利
平成12年九月場所に大関に昇進している。その2場所前は初優勝し
て殊勲・敢闘とダブル受賞した。大関直前場所に最後の三賞殊勲賞
に輝いている。殊勲賞の内容は次である。
9回目 13勝貴乃花に勝利
10回目 横綱武蔵丸・貴乃花に勝利
魁皇が幕内で関脇以下にいた場所は42場所である。三賞受賞回数は
15回である。三賞受賞率は36%であった。1年に2回強くらいは三
賞を受賞していたことになる。