幕内は相撲界の最高クラスである。十両に入ったら
次の目標は幕内になる。そこで幕内力士の幕内在位
場所数番付を作成してみた。対象は2024年三月場所
場所番付の幕内力士である。数字は2024年三月場所
までの幕内在位場所数である。
幕内力士といっても成績によっては十両に降格する
ことがある。幕内在位場所数は減ることになる。幕
内在位場所数最大値は玉鷲である。87場所である。
次点は高安の76場所幕内在位である。ともにベテラ
ンの域に達している。
高安は1度も十両に落ちることなく76場所幕内に在
位している。これは大変な偉業である。30場所以上
つまり5年以上幕内に在位し1度も十両に落ちなか
った幕内力士はほかにもいる。御嶽海、正代、北勝
富士、貴景勝である。彼らはこれからどこまで記録
を伸ばすか、興味深い。
照ノ富士はケガで番付を下げて再入幕した。最初は
24場所幕内在位で、再入幕後は23場所幕内在位であ
る。出場停止がある阿炎は最初15場所、再入幕後15
場所幕内在位である。同様に朝乃山は最初25場所、
再入幕後6場所幕内在位である。
三月場所優勝を争った大の里、尊富士はこれからで
ある。新入幕力士がいるとフレッシュ感がある。さ
らに豪ノ山はこれからどこまで幕内在位場所数の数
字を伸ばしていくか。大相撲における別の楽しみで
ある。