九月場所優勝の御嶽海が大関取りを口にして
いる。意欲十分とみた。昨年(2018年)の
初優勝後の場所は、地元長野のメディアが
取材に来ていたが、期待に応えられず9勝
6敗に終わった。それだけに今度は、という
思いを強く感じる。大関昇進のノルマは12勝
と高い。そこで御嶽海の15日間を推測して
みた。
▼対平幕
御嶽海4(×××○××)1宝富士
宝富士とは新入幕で対戦して負けているが、
その後4連勝している。宝富士は久々の上位
であるが、ベテランの域にはいってきている。
馬力負けは否めない。
御嶽海1(××××○×)0明生
明生との対戦は1回だけである。もはや地力
の差は明白である。御嶽海は落ち着いて相撲
を取り、つめを誤らない限り、勝利は動か
ない。
御嶽海3(●●●××○)3妙義龍
御嶽海は妙義龍に3連敗した経緯がある。
御嶽海は相手の動きにあわせることなく、
落ち着いて取ることである。馬力負けする
ことはないのだから、突き押しで、有利に
組みとめることである。
御嶽海1(××××××)2隠岐の海
先場所11勝して番付を上げた隠岐の海だが、
最後の対戦は平成30年一月場所である。対戦
成績では隠岐の海が勝ち越しているが、もは
や遠い昔の話である。隠岐の海は組みとめ
有利な体勢にもち込まない限り、勝ち目は
薄い。
御嶽海6(××○○●○)1大栄翔
上位に定着した突き押しの大栄翔だが、御嶽
海のほうがすべてに上である。大栄翔は動き
のなかでいなしなどによって揺さぶりたい
ところである。
対平幕戦は全勝でのり切りたいところである。
御嶽海が関脇・小結で2ケタ勝利が少ない
のは、下位での敗戦が影響している。
▼対小結その1
御嶽海2(×××○○●)1朝乃山
初対戦では優勝を決めた朝乃山を寄せつけ
なかったが、先場所(九月)は朝乃山に圧倒
された。力をつけてきた朝乃山だけに、立ち
合いのあたり勝ちとその後先手を取って攻め
たいところである。
御嶽海7(○■●○●○)5北勝富士
対戦成績は拮抗している。ここ1年も対戦
成績は不戦敗を含め、3勝3敗である。馬力
の突き押し相撲同士だけに、どちらが優るか
で勝負が決まる。立ち合いがカギをにぎる。
この両小結はかなり危険な相手になる。2敗
は絶対に許されない。それだけに、いかに
打破するかに全神経を集中して対戦すること
である。
(この項目続く)
朝晩が冷えてきました。
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