横綱の優勝率は約4年前に触れている。当時
現役だった日馬富士は、今なら固定評価でき
るし、その後横綱になった稀勢の里も同様で
ある。また、休場が増えた白鵬の横綱優勝率
はどう変化したのか。優勝回数を増やした
鶴竜の横綱優勝率はどう変わったのか、みて
いこう。
横綱優勝率=横綱優勝回数/横綱在位場所数
対象は横綱が実質地位化した常陸山以降で
ある。明治42年国技館開設以降の時事新報社
が幕内最高成績者の額を国技館に掲げた表彰
を含めている。
白鵬のトップは変わらない。前回の6割7分
4厘より数字を落としているが、トップは
変わらない。最近の白鵬は休場が目立って
いるだけに、数字が落ちるのはやむを得ない。
変わらない。最近の白鵬は休場が目立って
いるだけに、数字が落ちるのはやむを得ない。
だが、それでもトップなのは驚異である。
横綱で3場所に1回優勝すると 横綱優勝率
は3割3分3厘になる。それを超えた横綱は
白鵬、朝青龍、双葉山、太刀山、大鵬、千代
の富士、栃木山、常ノ花、玉の海、北の湖、
大錦、玉錦とわずか12人しかいない。いずれ
も横綱中の横綱である。
<横綱優勝率第2位の朝青龍>
柏鵬時代という表現を使われる方がいるが、
大鵬と柏戸の差は明白である。実質は大鵬
時代だったのである。栃錦と初代若乃花は
互角のライバルだが、横綱の優勝率に関して
は初代若乃花が上であった。
<横綱優勝率第4位の大鵬>
横綱優勝が2回、1回、0回となると横綱の
あり方が問われてくる。横綱推挙の第一項、
「品格・力量抜群」が本当に審議されている
のか。あるいは横綱を引退するとき立派に
務めた横綱に「大横綱」か「名横綱」として
の称号を与えるなど区別する必要がある、と
考えているがいかがだろうか。
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