白鵬充実の全勝優勝。4連敗中の鶴竜では
白鵬を脅かすことはできなかった。カド番を
脱した栃ノ心は力強くのびのびした相撲で
高安を撃破した。ここまではいい。九月場所
の最大の焦点は何か。それは稀勢の里の進退
であった。
その稀勢の里は昨日の14日目10勝をすでに
あげていた。安堵したわけではないだろうが、
豪栄道に対して力なく敗れ去った。これで
今場所は10勝5敗で終了した。正直稀勢の里
をどこまで見られるか場所前は何ともいえ
なかった。いつが最後の土俵入りになるか。
ハラハラしながら、よくぞ千秋楽までもった
という思いが強い。
しかし、10勝5敗はとりあえず進退に及ば
ないぎりぎりの成績である。けして横綱と
して合格点まではいかない。本当の意味で
復活したとは言いがたい。窮地は形の上では
脱したが、真価は問われ続けることになる。
7場所連続休場した貴乃花は、出場して12勝
3敗の成績をあげた。だが、次の場所全休し、
その翌場所引退している。稀勢の里がほっと
できる時間は今だけなのである。十一月場所
の成績次第では再び窮地に立つことがあり
得る。
楽観はできない。つかの間の休息後は横綱
としての力を見せなければならない。その
ためには巡業で横綱復活に向けた稽古が必要
になる。本当の勝負は十一月場所になる。
稀勢の里の横綱復活の試練はまだまだ続く
ことになる。
場所の疲れがどっと出ました。
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よしなに
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