★七月場所の相撲人気について
七月場所は珍しく、発売日即日完売になら
なかった。土日祝日13日目は完売だが、平日
は、けっこう最後まで残った。もっとも発売
日即完売は、ダフ行為が要因の面はある。
高値のチケットは購入しないようにしない
限り、ダフ行為はなくならない。
★今場所千秋楽休場の千代翔馬を含め関取
8人が休場した
相変わらず休場者は多い。特に今回は3横綱
と新大関含みだからダメージは大き過ぎた。
相撲熱が冷めるほどの規模だった。関取休場
者が多いのだから、打開策を打ち出さないと、
毎場所繰り返される。
★稀勢の里の8場所連続休場について
稀勢の里に万全はあるのだろうか。毎場所、
稽古で下位に苦戦する傾向からいっこうに
脱却できないでいる。稀勢の里はいくら時間
をかけても解決に向かっていない気がして
ならない。
3横綱・新大関が休場するなか、関脇御嶽海
が、よく奮闘し優勝した。これまで関脇以下
最強であったが、乱戦・混戦を防ぐとともに
一気に開花した。本当の意味で優勝争いらし
い優勝争いにならなかったが、場所の限界
だった。来場所は大関昇進チャレンジ場所に
なるが、一気に決めてほしい。
★大関について
豪栄道10勝、高安9勝。横綱不在のチャンス
でも優勝争いがまったくできずに終了した。
両大関の限界を露呈した場所になってしまっ
た。上位で勝ち越す力が大関ではない。9勝
を何場所繰り返しても大関には昇進できない
のである。大関に求められるのは、大関に
昇進できない成績をあげることではない。
★上位勝ち越し力士について
両大関、優勝者御嶽海と対戦して勝ち越した
関脇以下の力士は、御嶽海、玉鷲、勢、貴景
勝、魁聖と5人出た。横綱・大関が手薄だっ
たことが原因である。なお、逸ノ城対御嶽海
の関脇同士の一番はついに実現しなかった。
その上で逸ノ城は勝ち越した。
★三賞について
殊勲賞は御嶽海である。殊勲賞を関脇以下の
優勝者とするのは、場所を盛り上げたという
解釈からくる。高見山が優勝したときこの
基準が導入された。だが、必ずしも関脇以下
の優勝者誰もが殊勲賞を受賞しているわけ
ではない。敢闘賞豊山は高安、御嶽海に勝っ
たことが大きい。朝乃山は上位戦貴景勝一人
だった。両大関を倒した貴景勝は評価され
なかったということになる。技能賞御嶽海は
妥当なところである。
★その他気がついた点
13連敗した嘉風への声援は凄まじかった。
なかなか勝てず観客をやきもきさせたし、
わかせた。勝ったとき観客は喜びを爆発させ
た。平成21年五月場所、豊真将が初日から
14連敗した。千秋楽の相手が嘉風で、豊真将
が勝ったときの館内はわいたという経緯が
あった。嘉風はまさか豊真将に近い立場に
なるとは思っていなかっただろう。
★最後に場所の採点を
62点。
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